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Delium(424BC):ソロプレイ

突貫で進めていた、Great Battles of Alexander:Deluxeの第3版ルール訳から第4版へのアップデート作業がようやく終了。
これは一度動かしておかねばと、蒸し暑い平日深夜にミニシナリオをソロプレイしてみました。

Delium(424BC)

シナリオはVae Victis#13 より、アルキダモス戦争でアテナイとボイオティアが戦ったDeliim(Delion)。ホプリタイ同士の真っ向勝負です。ありがたいことに、英訳版がこちらに公開されています。

The Disappointments of the Athenian Hoplites

Doah_2007071203

写真は両軍並足でにじり寄る、第1ターン終了時。
手前がHippocrates 率いるアテナイ勢。左翼にスライドしつつ側面を狙っています。
対するはPagondas 率いるボイオティア勢。右翼のダブルサイズ二枚重ねは、重深大好きテバイ勢の25列配置です。

Doah_2007071207

第2ターン、一気に距離を詰めてテバイ勢の側面を突こうとしたHippocrates がモーメンタムに失敗して立ち往生。逆に真っ正面からPagondas に捕まります。
ここで戦闘前練度判定に大失敗し、3Hitを受けていたアテナイ勢中央が耐えきれずに敗走。ちなみに突破したテバイ部隊ですが、次のモーメンタムで旋回して隣の重装歩兵の側面を突こうとしたところ、戦闘前練度判定に失敗して自滅。退却できずに除去されました(オイ)

Doah_2007071214

そのまま2連続モーメンタムで消耗戦に。それでも残ったアテナイ勢は善戦しますが、重装歩兵同士で拘束されたところをボイオティア軽装騎兵部隊が側面へ。これに耐えかねたアテナイ勢が全面崩壊、3ターンで決着がつきました。

勝負は2ターン目のHippocrates モーメンタムが失敗。指揮能力・兵力両面で劣るアテナイ側唯一のチャンスでしたが、これを逃したあとはいいところなしで粉砕されました。

第4版、特に重装歩兵の防御・敗走に関するルール改訂ですが、敗走時の固守ロールの博打要素が強すぎて大味な印象です。今回は実質重装歩兵だけのシナリオでしたので、他の兵科との兼ね合いは見られませんでしたが、単純な戦列同士のぶつかり合いではこのロールだけで決着がついてしまうように思えます。
次はもう少し大きなシナリオにて……。

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