Plataea(479BC):07/15中野歴史研究会
台風四号が吹き荒れる中、前回に引き続き中野歴史研究会の第17回例会にお邪魔してきました。
本日のゲームは、Great Battles of Alexander:Deluxeの追加シナリオより、ペルシア戦争のPlataea(479BC)。ストレートフラッシュさんをお相手に、立場を入れ替えて二戦してきました。
Great Battles of the Achaemenidae(C3i#9),The Battle of Plataea,479BC
セットアップはハーフマップにこんな布陣。ペルシア側からの眺めです。
左翼に親衛隊含むペルシア軍主力がスパルタ軍へ急接近中。右翼でアテネ軍と対峙するのがペルシアの軍門に下った同盟ギリシャ軍。アテネ軍の背後の妙な位置でたむろしているのが、撤退を始めていたギリシャ諸都市軍という設定と思われます。中央下部は押っ取り刀で追いかけてきたペルシア徴集兵部隊。
また二戦目の半ばで、ギリシャ側のAndromachusを配置し忘れていたことが発覚しました(懺悔その1)。というわけで、勝敗的にはノーカウントであまり参考にはなりませんが、折角ですので最後までプレイしてみました。
まずはペルシア側を担当して一戦目。
序盤に右翼の同盟ギリシャ軍を突入させますが、逆襲であっさり攻勢頓挫。右翼のスパルタ軍も中央に転進して、ペルシア軍右翼が全面崩壊の危機に。
しかしここで押し出してきたアテネ・スパルタ勢の側面に、後方から駆けつけてきた徴集兵と騎兵隊が損害に構わず側面攻撃。連戦で披露したホプリタイを次々と屠って勝利となりました。
続けて陣営を入れ替えて二戦目。
一戦目で要領をつかんだペルシア軍により、両翼からの側面攻撃で戦端は開かれます。アテネ軍を襲った同盟ギリシャ軍騎兵は押し戻されますが、ペルシア騎兵はスパルタ軍側面のペルタスト部隊を首の皮一枚で拘束。戦線崩壊を恐れたスパルタ軍はうかつに動けない状態に。
またアテネ軍の手当てに中央の軽装部隊を使ったため、ただでさえ開いていたギリシャ側の中央の間隙がさらに拡大。左右からは距離があるのでまぁなんとかなるだろうと、希望的観測で部隊をやりくりするギリシャ側。
しかしペルシャ側はこの隙を見逃さず、Mardoniusが連続モーメンタムで一気に中央までペルシア歩兵を直率して突入。これに対するPausaniasの割り込みが失敗し、スパルタ戦列に不死隊が切り込んで勝負が決まりました。
写真はスパルタ軍を取り囲んで襲いかかるペルシア軍不死隊1500人。
プレイ時間は両プレイとも三時間程度。二戦ともギリシャ側中央の間隙をどう手当てするかで勝負が決まりました。
GBoHの入門としてはもう少し戦線のはっきりしたシナリオの方が良かったかと思いますが、無理を言って変則シナリオにお付き合いいただきありがとうございました。次はCataphractの要望も出ていますので、また色々と発掘せねば。
そして帰宅後にシナリオを確認して懺悔その2
>>Special Rules
>>4) Timagenides, Artabazus, and Arsites are Finished at the start of the first turn.
………。
重ね重ねスイマセン>ストレートフラッシュさん
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コメント
こんばんは。楽しかったです。
な、な、なんと!第1ターンは、まるっきり陣営全体が(指揮官3人分だからそうでしょ)動かないところからだったんですねぇ。
ま、それはそれとして、8月の1~3週目(8・26は、すいません)の週末や9月週末も、よかったらどうです。
ではまた
投稿: ストレートフラッシュ | 2007年7月16日 (月) 23時32分
昨日はお相手ありがとうございました。こちらも久々のGBoHをみっちりとプレイできました。
Geekの投稿も拝見させていただきました。
あそこまで綺麗に包囲されるとかなり恥ずかしいです(笑
シナリオの方は、特別ルールで動けないペルシャ軍右翼は壊滅しそうですが、不死隊を率いていたMardoniusが一応動けますので、なにもできないサンドバックというわけではない模様です。
そうなると序盤にギリシャ側がポイントを稼いだあと、ペルシャ軍後方の部隊が到着してから本番、という展開になりそうですので、実は結構均衡するシナリオなのかもしれません。
ちなみに来月第一週は坂戸へ、二週目以降は今のところ不確定です。また機会がありましたらよろしくお願いします。
投稿: N村 | 2007年7月17日 (火) 00時59分