Abolus River(338BC):GCS08/04
今月坂戸は日曜日分のプレイレポートをアップしてありますが、一応土曜日も会場にいたN村です。
しかしこの日は、Wacht am Rhein(DG) のユニット(9シート……)を切り続けるMotherland氏と「ユニット切断テーブル」で雑談しながら、こちらも C&CA 自作ユニットやら Tyrant(GMT) を切っていたというダメゲーマーぶり。
K林氏には「なんで宇宙人(ATGのこと)を持ってこないんですか!」とか言われる始末。
折角なので切ったユニットを並べてみたり。
Tyrant で一番手軽そうだったシナリオ。
混迷するシラクサ情勢に本家コリントスから派遣されてきた Timoleon が、対立派が誘い込んだカルタゴ軍と一戦を交えた戦い……らしいです。シナリオのヒストリカルノートで初めて知りました。
338BC というと Chaeronea と同年か。ヘラスの命運が決まる頃、西地中海ではこんな事をやっていたのかと、今更ながら一つ勉強。
ちなみにプルターク英雄伝では一行で片づけられていました。OOBもほとんど推測の模様。
写真は右がシラクサ軍&遠征ギリシャ勢、左がカルタゴ軍&傭兵部隊です。
一直線に対峙した両軍の重装歩兵戦列が大変に美しい、と見せかけて、実はカルタゴ側の半数を占める茶色のユニットは中装歩兵。かなり不安を誘います。
並べたついでにソロで動かしてみます。
リビア傭兵の中装歩兵など恐るにたらず、と先手を打ってギリシャ勢が突進。
ところが、堪えきれずに先に逃げ出したのは当のギリシャ勢でした。
そういえば、ダブルサイズユニットはヘクスあたりのTQ密度が普通の部隊の半分だから、踏みとどまって戦えるだけの根性がある敵(例:ローマ軍団兵)に当たると意外と脆いんだよな、などと昔の経験が呼び覚まされます。このところ東地中海ばかり相手にしていたので、すっかり忘れていました。
返す刀で右翼からも打って出るカルタゴ軍。
あっさりとシラクサ側左翼の騎兵も崩壊し、何もしない間に中央のシラクサ軍主力が取り残されます。
史実とは逆転、わずか1ターンで決着がついてしまったお粗末なソロプレイでした。
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