Hydaspes River(326BC):GCS09/24
今月坂戸の最後は、帝王氏と GBoH:Alexander(GMT) をプレイ。
象や戦車で踏みたい/踏まれたい気分でしたので、シナリオはアレクサンダーがインドで暴れる Hydaspes River に決定。
帝王氏に「踏むのと踏まれるのどっちにします?」と聞いたところ「踏む方」とのことでしたので、こちらはマケドニア軍に回ります。
Hydaspes River(326BC)
写真はセットアップ。
手前の赤いマケドニア軍は、右翼に騎兵を集中配備してアレクサンダーが直率。
対するポロス率いるインド勢は、両翼に騎兵と戦車の混成部隊。中央の戦列は戦象と軽装歩兵の二線配置です。
マケドニア軍としては右翼騎兵集団で正面の敵騎兵・戦車を突き抜けて、左折して敵中央を蹂躙したいところ。しかし連携して中央のファランクス部隊を進めると、左翼の騎兵・戦車に側面攻撃されそうで悩ましい。今回はアレクサンダーの速攻を信じてファランクスは動かさず、両翼間隙の防衛を各3ユニットの軽装歩兵部隊に任せます。
というわけで突撃するアレクサンダーと騎兵たち。一線目の戦車を軽装騎兵の飛び道具でチクチク片づけて、崩したところに重装騎兵が切り込みます。
ポロス軍はそんな右翼を持久して、その間に左翼騎兵と中央の戦象でマケドニア軍中央を攻める構え。しかし左翼指揮官の Spitaces がモーメンタム大失敗で出遅れ、戦象のみがファランクス戦列に突入します。先日の Akragas 以来、モーメンタムには呪われている帝王氏。
そんな齟齬はありましたが、この規模の戦象突撃を見たのは久しぶりです。
ところがそんなインドの常識が通用しないのが、大王に鍛えられたマケドニア軍の精鋭たち。ファランクス1個と散兵を除き、すべて持久に成功してしまいます。並のホプリタイなら半数は吹き飛んでいるところです。ちなみに敗走したのは Coenous 配下のファランクスでした。帰ったら粛正決定。
象の戦列通過と左翼指揮官 Antigenes の適切な手当を見届けた大王は、憂いなくポロス軍左翼を包囲殲滅。続けて中央軽装歩兵部隊に王手がかかり、これはかなわんとポロス軍投了となりました。3ターン2時間弱のプレイです。
綺麗に戦象戦列が突入したところまでは良かったのですが、象自体が主力のため、後続に打撃部隊が続かないのがポロス軍の欠点ですね。正面突撃を諦めて、マケドニア騎兵の側面を左シフトした象で突くのが良いんじゃないかと考えていますが……というわけで踏まれたい人募集中です。
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