Manchu:YSGA03/15
YSGAにてU氏と対戦。
事故多発で驚愕の一日4連戦となりました。
Manchu(S&T#226)
写真は最終戦終了時全景。遙か華北にまで赤いユニットが居るのが末期的。
序盤数ターンの清側は、ほとんどプレイに介入できずにサンドバックとなるのが恒例。このため縦横に動けるはずの太平天国側を U氏に受け持っていただき、こちらは清側を担当してみます。しかしこれが思わぬ惨事に。
先日試した清の最低戦力を敷きつめた時間稼ぎ作戦を突き詰めたところ、第3ターンから適用される太平天国側のサドンデス条件(5VP以上の支配地を保持する)をクリアできずに苦戦。小一時間の間に、太平天国が長江に出られずあっけなく終了してしまうゲームが繰り返されること3回。仕切り直すこと4回目にしてようやく太平天国が長江に姿を現し、ゲームが本格的にスタートします。
今回はイニシアチブのダイスが極端だったとはいえ、序盤の清の最適戦略が「手番が来たらパスすること」になってしまったのはやはり問題か(パスの連続で無為にターンを流せるため)。サドンデス条件の適用開始を「第3ターンから」ではなく「天京設置後のターンから」にすると上手くいきそうな気がするのですがどうでしょう。これならヒストリカルな南京での天京設置も無理なく目指せるのではないかと思います。
というわけで、遂に動き出した太平天国でしたが今度は走りに走ります。動員に手間取る清を尻目に、一気に南京まで侵攻して中流・下流域を席巻。武漢に天京を設置します。さらには大運河を北上して北京に到達。あっさり北京を陥落させ、咸豊帝も捕虜となります。
武漢から北京まで、長江と大運河を打通した太平天国に対し、この時点で清の持つ野戦軍は李鴻章(上海)、僧格林沁(熱河)の2隊。他の諸隊は守備隊の籠もる都市を攻略できるという程度。沿岸機動で広東から南京までを牽制する李鴻章は不用意に動かせないため、まずは僧格林沁率いる蒙古騎兵による北京奪回を試みます。
北京に迫る僧格林沁に対し、太平天国側は黄河方面で作戦中の韋昌輝を後詰めに派遣します。一旦は北京を奪回した僧格林沁ですが、直後に到着した韋昌輝により北京は再び陥落。またこの戦闘では僧格林沁が敗死。清の命運は残る李鴻章の双肩にかかります。
もはやあとがなく、兵力を蓄えつつ隙をうかがう李鴻章。しかし広東を攻略した太平天国側が沿岸から福建に迫るにいたって遂に出撃。頼文光率いる太平天国軍を汕頭で破ります。続けて敗走した頼文光を河原で囲みますが、2フェイズに渡る攻囲戦で敗走したのは李鴻章。ジャンクを失い、清側唯一の野戦軍の動きが広東で止まります。
これを見た太平天国は、李秀成率いる大戦力で江蘇・上海攻略作戦を発動(下写真)。清も Ward 率いる常勝軍で対抗しますが、多勢に無勢で上海陥落。これにより清帝国の2/3が太平天国の支配下となり、太平天国側の勝利となりました。
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