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War on Terror:ソロプレイ

 Crisis 2020 のルール確認がてら、拡張ゲームもプレイしておこうと拡張ゲーム用シナリオをソロプレイしてみました。もっとも拡張ゲームといっても、国外エリアとそのユニット・イベントカードが追加されるだけなんですけど。

War on Terror:Crisis2020(VPG)

 インフラは掌握しているものの、ほとんど部隊が動員されていない平穏な政府側に対し、反政府側が蜂起するシナリオ。反政府側は全くインフラを所持しておらず、ゲリラ部隊中心の編成。セットアップで与えられた支援カードが尽きる前に、どこまで政府側インフラを切り崩せるかが課題のようです。写真はセットアップ。

C2020_s07_2008032001a

 特別ルールで第1ターンは移動できない政府側ユニットをタコ殴りにし、政府側インフラの過半を中立化させた反政府側。しかし政府側を削ったといっても拠点ゼロからのスタートのため、立ち直った政府側にじわじわと押しかえされます。

 ところで本ゲームの武力紛争には、政府側には通常のCRTに加えて Collateral Damage が発生しない Less Than Lethal CRT が用意されています。Collateral Damage が発生すると、戦闘の行われたエリアの価値に比例した手札を失ってしまうため、政府側はもっぱらこの「非致死性兵器CRT」で武力紛争を解決していました。

 しかしこの「非致死性兵器CRT」は被害が穏やかなかわりに、敵ユニットの「除去」よりも後日ユニットが戻ってくる「中立化」の比率が高い構成。このためゲームが進むにつれて、倒したはずの反政府側ユニットが次々と復活し、次第に膨れあがるという困った事態が発生します。またイベントによるメキシコの支援もあり、一旦は壊滅状態に陥った反政府側もじわじわと盛り返します。

 やはり敵に情けは無用かと、通常のCRTも織り交ぜた強行策に切り替えた政府側でしたが、時既に遅し。反政府側は最終ターンにイベントカードのコンボで Capital District と Greater New York の二大重要エリアを奪取。政府側は武力紛争を封じる Bill of Rights イベント受けて首都奪回に失敗。例によって無政府状態での両者敗北となりました。

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