War on Terror:ソロプレイ
Crisis 2020 のルール確認がてら、拡張ゲームもプレイしておこうと拡張ゲーム用シナリオをソロプレイしてみました。もっとも拡張ゲームといっても、国外エリアとそのユニット・イベントカードが追加されるだけなんですけど。
War on Terror:Crisis2020(VPG)
インフラは掌握しているものの、ほとんど部隊が動員されていない平穏な政府側に対し、反政府側が蜂起するシナリオ。反政府側は全くインフラを所持しておらず、ゲリラ部隊中心の編成。セットアップで与えられた支援カードが尽きる前に、どこまで政府側インフラを切り崩せるかが課題のようです。写真はセットアップ。
特別ルールで第1ターンは移動できない政府側ユニットをタコ殴りにし、政府側インフラの過半を中立化させた反政府側。しかし政府側を削ったといっても拠点ゼロからのスタートのため、立ち直った政府側にじわじわと押しかえされます。
ところで本ゲームの武力紛争には、政府側には通常のCRTに加えて Collateral Damage が発生しない Less Than Lethal CRT が用意されています。Collateral Damage が発生すると、戦闘の行われたエリアの価値に比例した手札を失ってしまうため、政府側はもっぱらこの「非致死性兵器CRT」で武力紛争を解決していました。
しかしこの「非致死性兵器CRT」は被害が穏やかなかわりに、敵ユニットの「除去」よりも後日ユニットが戻ってくる「中立化」の比率が高い構成。このためゲームが進むにつれて、倒したはずの反政府側ユニットが次々と復活し、次第に膨れあがるという困った事態が発生します。またイベントによるメキシコの支援もあり、一旦は壊滅状態に陥った反政府側もじわじわと盛り返します。
やはり敵に情けは無用かと、通常のCRTも織り交ぜた強行策に切り替えた政府側でしたが、時既に遅し。反政府側は最終ターンにイベントカードのコンボで Capital District と Greater New York の二大重要エリアを奪取。政府側は武力紛争を封じる Bill of Rights イベント受けて首都奪回に失敗。例によって無政府状態での両者敗北となりました。
| 固定リンク
「Post Cold War」カテゴリの記事
- カードゲーム4戦:GGG02/08(2009.02.08)
- 新春初工作(2009.01.04)
- GGG12月例会:12/14(2008.12.16)
- Red Dragon Rising(S&T#250):GCS08/31(2008.09.02)
- Red Dragon Rising(S&T#250):Immelmann07/12(2008.07.15)
「Crisis 2020」カテゴリの記事
- U.N. Occupation : GCS 2019/04/28(2019.04.28)
- MegaCity & Crisis : 山田邸 2019/04/13(2019.04.13)
- Crisis1960?(2008.07.31)
- Crisis 2020:和訳ルール(2008.12.11)
- War on Terror:ソロプレイ(2008.03.20)
コメント