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Gaugamela(331BC):猿遊会04/27

 4/27の猿遊会にて、先日の Chaeronea に続いて y.nakano さんと GBoH:Alexander から Gaugamela を対戦。

Gaugamela(331BC)

 y.nakano 氏の要望により、N村はマケドニア軍を担当します。

Gaugamela_2008042701a

 まずはセットアップ全景。
 改めて並べてみると、どうやってペルシャ軍を攻めたものか途方に暮れてしまう光景です。
 N村自身、この規模のシナリオとなると久しくプレイしていません。

Gaugamela_2008042702a

 こちらは Alexander から Darius の方向を望んだショット。
 当初の計画としては、全体に右翼にスライドしながら前進。ペルシャ側が待ちの姿勢なら、そのまま Alexander と配下の騎兵で右翼を大外まで迂回して側面攻撃。ペルシャ側が前進してきた場合でも、ペルシャ諸将の低いイニシアチブからして調整のとれない攻撃になると思われるので、やはり右翼を主戦場に各個に撃破してから反撃の予定でした。
 ところが綺麗にモーメンタムを決めて前進してくるペルシャ騎兵に対し、序盤のマケドニア側はモーメンタムもトランプもほとんど失敗。弱気になったマケドニア軍は、一旦防御陣形を敷いて反撃の隙を伺うことに。

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 対するペルシャ側は、Alexander よりは与しやすいと見た Parmenion 率いる左翼へと攻撃を集中します。三派に渡るペルシャ騎兵の猛攻に対し、Parmenion と中央から急ぎ駆けつけた Craterus の両名が奮闘。Bessus のカタクラフト騎兵&スキタイ弓騎兵集団を前に、ファランクスの背後に引き籠もる Alexander を尻目に、老将はテッサリア重騎兵を率いて獅子奮迅の働きを見せます。

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 左翼第二波を撃退したところ。
 右翼の Alexander は、予備のギリシャ傭兵ホプリタイまで側面防御に投入して、引き籠もる気満々の構えです。

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 左翼第三派を撃退。この間に3ユニットの損害でペルシャ騎兵約20ユニットを除去。この日のペルシャ側敗走ポイントの8割をこの方面で叩き出します。
 対する右翼では、散発的に戦車と戦象が突入してきてこの対処に奔走。

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 突然崩れるファランクス戦列。Alexander のモーメンタム大失敗の「指揮範囲内の全ユニットが2ヘクス後退」が発生した結果です。引き籠もるばかりで精細を欠く Alexander に諸兵が動揺した模様。
 盤端で陣を敷いていたため、この後退でマケドニア重騎兵を含む多数の部隊が盤外へ除去されます。崩れた戦列の角にはペルシャ軍不死隊が迫っており、本ゲーム最大の危機でしたが、なんとか先に撤収することに成功。

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 左翼第四波迎撃準備中。ペルシャ側はダリウス直率で歩兵まで前進させ、最終決戦に挑みます。

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 引き籠もりの Alexander(赤丸)に対し、果敢に前線に立ち「王の中の王」としての矜持を見せつける皇帝 Darius(青丸)。
 一歩遅れたペルシャ軍不死隊と重騎兵の突撃でしたが、これによりファランクスの一角が崩壊寸前に。マケドニア軍は最後の予備隊からペルタストと槍騎兵を飛び出させ、ペルシャ軍を撃退します。Parmenion 隊が稼いでいた敗走ポイントに、最後の駄目押しでこの不死隊の敗走が追加。朝一番から夕方に渡る激闘は、ようやくマケドニア軍の勝利で決着しました。

Gaugamela_2008042721a

 終了時全景。
 勝つには勝ちましたが、マケドニア軍としては Alexander らしい果敢な攻撃に出られなかったのが反省点です。わかってはいたものの、ペルシャ軍100万の偉容に呑まれました。

 というわけでいささか精細を欠く大王でしたが、一日がかりでこの大会戦に決着をつけることができました。改めて丸一日の対戦、ありがとうございました>y.nakano さん

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