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Red Dragon Rising(S&T#250):SBGC07/06

杉並ボードゲーム同好会の7月例会にて、切ったばかりの本作をプレイ。朝一でS木氏を捕まえてプレイを始めたところ、帝王・Fu両氏も加わり半日で計3戦のプレイがおこなわれました。

Red Dragon Rising: The Coming War With China(S&T#250)

St250_rdr_2008070602a

写真は一戦目のセットアップ。米空母の配置はいくらなんでも中国軍を舐めすぎです。

まずはS木氏中国対N村西側連合軍の1戦目。

中国側は全航空ユニットを投入して台湾への空爆を継続。頃合いよしと揚陸艦を含む中国艦隊が台湾海峡に現れます。連合軍は初期配置の3隻の米空母を台湾東方に集結。しかし初期配置のミスから海上自衛隊との合流が間に合わず、護衛に不安を残します。中国側はこのチャンスを見逃さず、台湾揚陸を中止して艦隊全力で米機動部隊へと殴り込み。中国艦隊と揚陸部隊の壊滅と引き替えに、米艦隊を半壊させ空母1隻を撃沈、2隻を大破させる大戦果をあげます。

盤上から米空母が不在となると中国側のサドンデス勝利となるため、海戦を制した米艦隊も空母を庇って横須賀まで後退。この隙に中国側は空挺・空中機動部隊による台湾侵攻を発動。空爆で壊滅寸前となっていた台湾に止めを刺します。米空母は中国側で参戦したロシアの長距離攻撃機におびえながら、なんとか横須賀での修理を完了。しかしこの間に、中国軍主力は朝鮮半島へと移動。北朝鮮をそそのかし第二次朝鮮戦争を勃発させます。慌てて黄海へと出撃した空母機動部隊の支援も間に合わず、勢いに乗った北朝鮮軍は電撃勝利を達成。これで台湾占領(6VP)・朝鮮戦争勝利(4VP)・米空母撃沈(2VP)でVPサドンデスを達成した中国側の勝利となりました。


続く2戦目は再びS木氏の中国対帝王氏の西側連合軍。

台湾空爆と米機動部隊の前進で戦争が勃発したのは1戦目と同様でしたが、空爆に疲弊した台湾が上陸侵攻を待たずにあっさりと降伏(イベント発生)。すかさず朝鮮戦争を開始した中国軍が、イベントVPと合わせてVPサドンデス勝利を達成していた模様です。


最後の3戦目はFu氏の中国対帝王氏の西側連合軍。

帝王氏は台湾空爆に対抗して航空自衛隊の全戦闘機を台湾に展開。台湾死守の構えです。双方一歩も引かずに激しい航空消耗戦が繰り広げられます。しかし台湾に派遣した全部隊を消耗した日本は戦争からの離脱を決意(イベント発生)。台湾沖で空母機動部隊の盾となっていた海自艦隊が帰国してしまいます。

なりふり構っていられなくなった米軍は、沖縄の海兵隊のみならず本土から呼び寄せたステルス航空隊とストライカー旅団、さらにはオーストラリア空軍までも台湾に投入。中国軍もどさくさに南沙諸島を占領しながら台湾空爆を続行。空軍の全滅と引き替えに、ストライカー旅団を除く台湾の全地上部隊を壊滅させます。ここで中国軍は満を持して空中機動部隊を台湾に投入。一撃で地上戦に勝利し、台湾・南沙諸島の双方占領によるサドンデス勝利を達成しました。


各プレイともインスト込みで2時間弱。簡潔に陸・海・空・潜水艦戦を表現したシステムはプレイアビリティも高く、さまざまに応用が利きそうな可能性を感じました。例によって勝敗を一気に傾けるような強烈なイベントも健在なのですが、気楽に「もう一戦」と言える手軽さは魅力です。今のところ中国側3連勝で西側の防衛戦略が確立していない点は難なので、ここはもう少し研究してみたいですね。

しばらく常備していますので、プレイしてみたい方はどうぞ。

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