« CC:EuropaからPacificのルール変更点 | トップページ | Central FrontとVPGとGODZILLA »

CC:Pacific 2戦:YSGA01/12

箱根の向こうから帰還してきた海賊10番氏を横浜で捕まえて、YSGAにてCombat Commander:Pacificの輪講プレイを実施してきました。
強行軍での対戦、ありがとうございました>海賊10番様

CCP:A, Grassy Knoll, Mindanao Island, Philippines, 1945/5/7

まずは日本軍の歩兵砲陣地を米軍が攻略するシナリオAからプレイ開始。

N村日本軍は中央草地後方に設置したBunkerにBattalion Gunと指揮官が籠もり、両脇を歩兵分隊が固める引き気味の配置。代わりにSightingマーカーを最前線に残し、Infiltration BoxにはLMG装備の分隊を潜ませます。対する米軍は.50cal MGの支援のもと、中央の草地を避けて両翼に分かれて遮蔽物をたどって前進してきます。増援として側面から登場するゲリラ部隊も順次合流。

しかし前進する米軍の前に、次々と日本軍のHidden Panji Trapが出現します。米軍部隊はジャングルを一歩進む毎にベトナムばりの罠地獄にはまり、時間切れの日本軍逃げ切り。日本側の手札には常時Panji Trapが控えているような状態でしたので、ちょっと3枚という枚数は多すぎるように思います。おかげで米軍はほとんど前進できず、導入に使うにはバランスの悪い印象です。またInfiltration Boxに待機していた部隊は、タイミングが掴めずに登場させ損ねてしまいました。


CCP:E, West Tank Barrier, Butaritari, Gilbert Islands, 1943/11/20

Ccp_se_2009011201b

続いてGilbert諸島はMakin島のシナリオEをプレイ。

担当は再び日本側です。守る日本軍の初期配置は、対戦車障害物のBunkerにBattalion Gun。あとはヤシの木の上に狙撃兵のみというスカスカ配置。残る3個分隊&指揮官はすべてInfiltration Boxに配置され、盤上に散らばったSightingマーカーから登場します。とりあえず対戦車障害付近まで引き寄せるかと考えていた日本軍でしたが、マップ中央の丘というか起伏に10VPが配点されたことでそんな悠長なことも言っていられなくなります。

実際のプレイでは、狙撃兵を追い払って丘に登った海兵隊の背後から、日本軍浸透部隊が突如出現。丘の支配をめぐって乱戦に陥り、両軍とも誤射上等で盤外砲兵を要請。銃剣突撃で拠点を奪回した日本軍が、自分の塹壕が埋まる勢いで砲弾を降らせ、再奪取を目論む海兵隊を押さえて辛うじて勝利しました。誤射で自分の塹壕を破壊した時はどうなることかと……。

Ccp_se_2009011204a

当初は歩兵砲と狙撃兵だけでゲームになるのかと危ぶみましたが、浸透部隊の登場場所とタイミングの判断が悩ましいなかなか面白いシナリオでした。次は洞窟陣地のシナリオを試してみたいですね。

ところでCC:Pの盤外砲撃では発煙弾は発射できなくなっていることに今更気づきました。今回は気づかずに乱射してしまいましたが、これは攻撃側にはきついですね。相対的に煙幕を発射できる迫撃砲の価値が増しましたね。

|

« CC:EuropaからPacificのルール変更点 | トップページ | Central FrontとVPGとGODZILLA »

Combat Comander」カテゴリの記事

WWII/PF」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CC:Pacific 2戦:YSGA01/12:

« CC:EuropaからPacificのルール変更点 | トップページ | Central FrontとVPGとGODZILLA »