Bulge 20 & 銀河連合:GCS06/28
久しぶりのMiranda作品プレイのため、今週末はゲームサークル坂戸に参加。
Bulge 20:The Ardennes Offensive(VPG)
まずは今回の本題のBulge 20をFOREIGNER氏と2戦。
1944年冬の西部戦線における独軍の攻勢を、両軍の参謀視点でプレイするゲーム。独軍はアントワープを目指す大攻勢か、連合軍の翌春の攻勢のための戦略予備を釣り出す限定攻勢(ルクセンブルグかアーヘンが目標)を選択して攻撃を実施。連合軍は独軍の意図を推測しながら適切な対処に努めねばなりません。
ゲームシステムは、自軍のカードから次回のカードデッキを作成しておき、翌ターンの自軍手番にそれをプレイするという、デッキメイク要素の入ったカードドリブン。Command Staff Seriesと銘打たれた通り、アクションの種類はG-1:部隊管理、G-2:情報、G-3:作戦、G-4:兵站に分類されています。通常のゲームならメインとなる盤上で移動・戦闘に相当するG-3以外のアクションの比重が非常に高いのがユニークです。
今回は連合軍担当で2戦。いずれも最終8ターンまでのプレイでしたが、プレイ時間は各1時間以下。敗走する部隊を再編しながら、独軍の目標を推測。戦線を繕いつつ適切な増援部隊を編成し、戦線に投入して反撃を実施するという一連の流れを手軽にプレイできるのが素晴らしい。「ラインの守り」や独軍側も是非プレイしてみたくなりました。
というわけで、噂に違わぬ「良いミランダ」でした。雑誌付録のコンポーネント縛りがないところで、こういった冒険が気軽にできるようになったのはいいですね。ファンとしてはこの勢いで1960s gameやFree Marsもぜひ実現していただきたいものです。
サーダックノール(MY氏)、ナール(Motherland氏)、イサリル(FOREIGNER氏)、メンタク(N村)の4人戦。
初期の軍事力の優位を生かして各種族に戦争を吹っかけ、その後は軍拡と議席数で威信を稼いで頭一つぬきんでたサーダックノールを残る3種族が追い上げる展開に。イサリルが議席を崩し、ナール=メンタク同盟軍が2度にわたって戦争を挑みましたが、軍事技術に特化したサーダックノールはアサルトキャノンと艦隊防御バリアをすでに実用化。艦隊戦での優位を保って痛み分けが続きます。特に艦隊防御バリアの技術は他を圧倒し、技術大国としても威信を稼いだサーダックノールが逃げ切って勝利となりました。
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