Flying Colors v1.5変更点(最終回)
過去の誤訳に赤面しながら第一稿終了。
あとは校正と実戦テストです。
3.7.14 Captured Ships
拿捕艦は船体耐久力が0となっても、沈没判定を実施しない。
v1.2のFAQから加わっているルールなんですが、いまひとつ意図がわからないルールです。折角拿捕したのに沈んでションボリを防止するルール?最後まで奪回のチャンスを残すため? まぁそのうちStrikingしちゃうわけですが。
3.8.3 Break Check
v1.2のFAQで削除された「艦隊の指揮官が全滅したら敗走」が復活。
指揮官が少ない小シナリオでは、指揮官へのラッキーヒットが致命傷に。
ここからは選択ルール。
(Optional)4.2 Anchoring Limits
艦船がシナリオ中にAnchoringできるのは2回まで。Anchoringでシナリオを開始した場合は1回分を消費したものと見なされる。またAnchoring中は、投錨時の方位から180度を越えて旋回することはできない。
紐付きで回りすぎ禁止。
4.4 Towing
Relative Rate[G],[T]の艦船は同1-6の大型艦船に曳航された状態でシナリオを開始できる(開始時のみ設定可能)。曳航中は曳航艦船の艦尾ヘクスに曳航艦船を同方位で配置する。被曳航艦は曳航艦と共に移動し、自身が活性化した場合は砲撃のみ実施する。目標としては両艦は個別に扱われる。また曳航艦は、FullSailsを使用できない、Stern Chaserを使用できない、Stern Rakeの目標とならない。被曳航艦はSternChaserを使用できない、Stern Rakeの目標とならない。曳航状態はShip Status Check Phaseに解除できる。この解除とFull Sailsの展開は同一ターンに実施できない。
天候などシナリオ特別ルールが設定されていないと、特にメリットがないような?
4.5 Defensive Fire
射界内でMPを消費した艦船に対するDefensive Fireの選択ルールに追加。通常の防御射撃ルールと併用する。また移動中のOut of Command状態の艦船を目標とした場合、先にそのOoC艦船からDefensive Fireを実施し、その後に本来のDefensive Fireを実施する。
通常の「打たれそうになったら打ち返す」か、この「射界内で動いた相手を打つ」か状況にあわせて防御射撃を選択可能。OoC艦船については、そのままでは打たれ損になるので反撃ルールを追加した模様。
4.7 Awash Ships
沈没となった艦船ユニットを除去せず、盤上に残しておくオプション。Driftは実施する。
残骸が並ぶ海戦ゲームは好きです。
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