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1805 Sea of Glory:GCS12/20

今月のゲームサークル坂戸では、帝王氏のお誘いにより1805:Sea of Gloryをプレイ。
メインゲームである1805年一年間のキャンペーンを完遂してきました。

1805:Sea of Glory(GMT)

担当は英海軍を帝王氏、N村が仏西連合軍でのプレイです。
セットアップの時点で、連合軍はBrestにGanteaume提督、ToulonにVilleneuve提督のフランス主力艦隊。RochefortにMissiessy提督の小艦隊。またスペイン軍はFerrol, Cadiz, Cartagenaにそれぞれ艦隊が配置されていますが、半分は乗員不在の予備艦状態です。

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またランダムにVPが配置される戦略目標チットは、アイルランドのBantry Bay攻撃と、Havanaで準備中の新大陸の財宝船団(Spanish Gold Fleet)のスペイン回航が高得点。皇帝陛下のご関心(Emperor's Directive)もBantry Bayからのアイルランド侵攻に寄せられており、ひとまずこれを狙って英軍封鎖艦隊の隙を窺います。

連合軍で最初に動いたのは、ビスケー湾の奧で封鎖の緩いRochefortのMissiessy提督。大西洋を一路横断し、Havanaに入港します。ところがここで、財宝船団の出航には「スペイン艦6隻以上」の護衛が必要だということが発覚。隻数ばかりを気にして、国籍条項を見落とすというN村のポカミスです。Missiessy艦隊は手ぶらですごすごと大西洋を戻り、Ferrolに帰還して同地のスペイン艦隊と合流します。

このRochefort艦隊の不可解な移動に、意図を図りかねながらも英軍は追撃部隊をカリブ海に派遣。結果的にこれが封鎖艦隊の隙を作り、冬の悪天候を突いてGanteaume提督のBrest艦隊が出撃に成功します。上陸侵攻部隊を伴ったGanteaume艦隊は一路北上、アイルランドに迫ります。対する英軍も、Brest封鎖艦隊と本国からの分遣隊がこれを追跡。先回りしてBantry Bayで待ち受ける英分遣隊とGanteaume艦隊との海戦が発生します。このBantry Bay海戦では隻数に勝るGanteaume艦隊が英艦1隻を沈めて勝利。戦果は少ないものの、戦場を制して侵攻部隊の揚陸に成功します。この揚陸中に英艦隊の本隊も到着しますが、ここで英軍は痛恨の索敵失敗。Ganteaume艦隊は侵攻さえ成功すれば長居は無用と、一路Brestへと出帆。怒りに燃える英艦隊はBrest沖での捕捉に望みを託しますが、先回りには成功したものの、またもダイス運に見放され索敵失敗。Ganteaume提督は勝ち逃げに成功します。封鎖艦隊のCollingwood提督は銃殺ものです。

といったあたりで季節は春に。大西洋の悪天候が収まったため、両軍の焦点が南に移ります。

連合軍の次なる目標は、スペイン財宝船団の回航。まずは英軍のマークの緩いCartagenaで、スペインの予備艦を動員して艦隊を編成。封鎖のフリゲート艦を追い払って一路カリブ海へと出帆します。カリブの英領を襲撃して目的を欺瞞した後に、St.Domingoを経由してHavanaに到着。襲撃被害確認のため追撃が遅れた英艦隊に捕まる前に、財宝船団を伴って素早く大西洋をとって返します。この新大陸の財宝の輸送に成功すれば、アイルランド侵攻と合わせて連合軍の勝利はほぼ間違いのないところです。

大西洋を横断する財宝船団は、約二ヶ月後に三箇所のスペイン港湾のいずれかに到着します。大西洋航路中では両軍に交戦の機会はないため、英軍の迎撃のチャンスは目的地沖での1回のみ。英軍はある程度ヤマを貼って待ち受ける必要があるはず……だったのですが、ここでイベント「王党派のスパイ」により連合軍艦隊の目的地プロットが暴露されます。絶妙なタイミングのスパイ情報に、目的地のFerrol沖に各地から続々と英艦艇が集結。万全の体勢でスペイン艦隊を待ち受けます。そんなことはつゆ知らず、スペイン艦隊はノコノコとFerrol沖に到着。あっさりと捕捉され、英軍30隻対スペイン軍6隻という絶望的な状態での海戦が開始されます。

しかしこのFerrol沖海戦で、またも英軍は不手際。風下側のスペイン艦隊が、財宝船団を見捨てて第1ラウンドから総帆展開・全速離脱離脱を成功させたのに対し、英艦隊は展帆が遅れて追撃に失敗(確率1/9)。財宝船団は置き捨てられたものの、護衛艦隊は無傷での逃走に成功します。戦略的には英軍の勝利ですが、英海軍的にはまたも銃殺ものの大失態です。

大西洋のドタバタと並行して、この時期に英軍を悩ませていたのがイベントの「両シチリア王国にSt.Cyr将軍迫る」。これに対抗するため、英軍は陸軍部隊をNaplesに送らねばならないというイベントです。これには遠征部隊を編成しなければならないのですが、そのためにはMonpowerの配分が必要。しかしBantry Bayに侵攻されているとアイルランドから徴兵できなくなるため、このコストが倍になります。一度や二度ならともかく、今回のプレイではこのイベントが延べ三回発生。結局最後は遠征隊を派遣できず、両シチリア王国はナポレオンの軍門に下ります(連合軍VP獲得)。

このあたりで季節は秋に。勝利を確実にするために、できればもう一箇所の攻略を目論む連合軍でしたが、もはやナポレオンの関心は海にはなく、出撃のための物資の割り当ても減少。英軍封鎖艦隊にも隙がなく、年末までの4ヶ月は出撃の機会に恵まれずにゲーム終了となりました。ちなみにVilleneuve提督のToulon艦隊ですが、最初から最後までNelsonに封鎖されており、一度も出撃の機会がなく終了しました。これでは解任されても文句は言えません。

最終的なVPは25対23で辛うじて連合軍の勝利。僥倖で海戦を徹底的に回避できたため、沈没艦による失点を免れ、棚ボタのシチリア王国で辛うじてリードした格好です。一度でも大海戦が発生していれば危ないところでした。

今回のプレイタイムは7時間強。帆船時代の海軍ゲームとして押さえて欲しい要素はほとんど取り込み、割合簡易なルールにまとめた点は評価したいですが、さすがに1ヶ月3ターンでの1年間は長いですね。特に悪天候チットによる封鎖艦隊消耗の可能性があるため、連合軍の出撃のないターンも、延々10枚前後のチットを引き続けなければならないのが冗長で残念な点です。いっそイギリス侵攻計画が中止され、物資の割り当てが減らされる8月末の「ナポレオンが東を向く」イベントでゲーム終了とするくらいで丁度よいのではないかと思います。次の機会には試してみたいです。

個人的には1ヶ月1ターンのエリア移動で、戦略目標の読み合いに重点を置いたゲームが欲しくなりました。

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コメント

アイルランド沖で「見敵必戦」とか言わなければ、引き分けだったんですね。「平凡な勝利より偉大な敗北に価値を見出すのは英国人と日本人だけ」となにかに書いてありましたが・・。
そういえば、例の「財宝船」って、アメリカのトレジャーハンター会社が引き揚げたそうだけど、所有権でスペイン政府と揉めてるそうですね。

投稿: 帝王 | 2009年12月27日 (日) 17時22分

あれはあれで、ブレスト艦隊は沈没艦こそなかったものの、半壊して一シーズン出撃不能になって作戦の自由度という点では結構痛手でした。
やっぱりナポリの陸戦で勝敗が決まってしまったほうがどうかな、という気がします。
件の沈んだ財宝船団は、確認したら前年1804年のものでした。NHKの「クローズアップ現代」で、秋に水中考古学と財宝の所有権問題に関する番組を放送していて驚いた覚えがあります。
1805年の奴は無事に到着したんでしょうか。

投稿: N村 | 2009年12月28日 (月) 09時50分

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