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GCS2月例会:02/27

今月の坂戸は土曜のみ参加。

今回は珍しく初参加のユーロゲーム系の方がいらっしゃったのですが、土曜坂戸にしては珍しくフロー人員が残っていたため事なきを得ました←対戦が流れてあぶれる予定だったので、駄弁りながらGuerra a Muerteと1805 Sea of Gloryを切ろうと思っていた人。

ちなみに昨今のゲームサークル坂戸の動員力ですが、半日開催の土曜日が5人前後でおおむね対戦予約済、秋日開催の日曜日が10人弱といったところです。飛び入りやマルチゲームをご希望の場合は、日曜に来られることをお勧めします。

Dungeon Lords(Z-Man games)

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OZ氏提供のファンタジー世界のダンジョン運営・育成ゲーム。年四ターンのサイクルでダンジョンを構築し、秋ターンには侵入してきた冒険者と戦闘。これを二年分繰り返して、構築したダンジョンの規模や捕らえた冒険者を競います。漠然と冒険者の襲撃と撃退を頻繁に繰り返すようなゲームを想像していたのですが、どちらかというとダンジョン作成がメインで、冒険者はその足を引っ張るイベント、といった構成になっています。

通常のターンにプレイされるダンジョン構築は、ワーカープレイスメントの3アクション選択方式。同アクションは先着3名まで。おおむね後から選択した方が有利(場に出ているモンスターを先に雇用できる、など)なため、この辺は微妙な駆け引きとなります。

また無闇な拡張策は必ずしも有利ではなく、邪悪なモンスターの雇用や悪名が高まると高名なパラディンが討伐に現れたり、ダンジョンの広さ応じてMinisty of Dungeeon(なんだそれ)への納税額が増えたり、モンスターへの給与や食料)も支払わねばなりません。

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などと苦心して作り上げたダンジョンに、秋のターンには冒険者パーティーが略奪に訪れます。パーティーは全滅するか最長4ラウンドの間、毎ラウンド1エリアずつダンジョンを攻略して「征服」してゆきます。対するダンジョンロード側は、用意しておいたトラップやモンスターを繰り出し、被害を最小限に止めるよう努めます。

今回はOZ氏インストによる4人戦。N村は早期にインプを増やし、資金となる金採掘やダンジョンの拡張に必要な労働力を確保する戦略を試してみます。しかしモンスターの雇用やトラップの作成など、正面戦力の整備には出遅れ、冒険者の襲撃には苦戦する展開となります。結果は最多ルーム賞・資金賞・インプ賞は獲得できたものの3位止まり。パラディンの討伐をものとせず、悪名を高めたOT氏の勝利となりました。

プレイタイムは2時間ほど。選択できるアクションも多く入り組んだ印象を受けましたが、ボード状のアイコンがアクション内容を的確にフォローする作りとなっているため、初プレイでも問題なくプレイすることができました。このへんの文化はウォーゲーム系でも上手いこと取り入れられないものだろうか、とか思ってしまいます。


スモールワールド(Days of Wonder/HJ)

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こちらもOZ氏の持ち込み品。往年のVinciをファンタジー世界で「種族能力とランダム特殊能力」という組み合わせに置き換えたマルチゲーム。各地で紹介されていますので詳細略。Vinciもアイデアは悪くないゲームでしたが、プレイタイムが比較的長めなところや、欧州を模している割に登場する国家が没個性なところが、今ひとつ乗れないゲームでした。本作ではそうした点は上手く解消されています。

前のDungeon Lordsから風見鶏氏が抜けての3人戦。N村は「洞窟のトリトン」「航海する魔法使い)」「森のヒューマン」「金満家のオーク」と担当。しかしアクティブ種族で稼ぎすぎ、乗り換え前にアクティブ種族がボコボコに潰される展開が続き苦戦。これは大負けしたかなと思いきや、全員10点差以内ので接戦でバランスの巧みさに感心。勝者はやはり一日の長ありでOZ氏でした。


Cthulhu Ftaghn(電気通信大学非電源ゲーム研究会)

OZ氏、坂戸某氏、N村での3人戦。
全員リーチからニャルラトテップ坂戸某氏が力でねじ伏せて勝利。


デスマーチ(PPAC)

Cthulhu Ftaghnと同じカードケースに入っているので、続けてセットで出てきます。
同じメンバーでN村一人負け。というかこのゲームで勝ったことない?


銀河大戦記(TAC#68)

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坂戸某氏提供の定番マルチ。さらに続けて3人戦。

序盤から星系占領に失敗し、経済的に出遅れた坂戸某氏。領土・技術ともバランスよく拡大するOZ氏。坂戸某氏側の星系をかすめ取り、稼いだ資金を技術開発に投資するN村という展開。しかし肝心の開発チットが微妙技術ばかりな事に閉口し、序盤から隙あらば母星を進める速攻作戦で挑みます。さすがに母星の移動は看破されますが、ここで唯一確保できた戦闘系技術のバリアが活躍。大損害を出しながらもなんとか母星の防衛には成功。タイミング良く中央星系の占領にも成功し、久しぶりの電撃勝利となりました。

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