マルチゲームの日:YSGA05/04

予定の対戦が流れたため、GW例会は急遽マルチゲーム班に合流しての参加となりました。

というわけで開港記念会館。
初めて来たのは20年近く前でしたが、ここにウォーゲームで通う日が来るとは思いませんでした。
もっともこの日は全然ウォーゲームじゃないんですけど。

Empires of the Ancient World(Warfrog Games)

この日のメインゲーム。古代ヨーロッパを舞台にした、Martin Wallaceの陣取りマルチゲーム。軍事・政治的なエリア支配に加えて、エリアごとに交易の支配も争われるのが特徴。またカードにより軍隊を編成し、戦闘ではそこからデッキを作って競い合います。単純なカード戦力の比較ではなく、簡単ながら兵科間の特徴や相性も再現されているのには感心しました。

今回は4人戦で、それぞれ中東、イタリア、スペイン、アフリカからのスタート。Ｎ村はアフリカを本拠に、地中海に勢力を広げます。しかし序盤にイタリアの攻撃で地中海北岸の橋頭堡、ギリシャとマケドニアを喪失。さらにスペインにチュニジアを奪われ、周囲を他のプレイヤーに囲まれた状態で地中海とクレタ島に逼塞します。進出できる後背地が絶たれたため、経済進出に打って出たいところでしたが、一人だけ商人を獲得していない状態ではそれも望み薄。早々に軍事路線に切り替えて、首位の中東プレイヤーの領土を窺います。

この時点で中東が独走状態にあったため、イタリア、スペインもそれぞれバルカン、北アフリカから東地中海に侵攻。小アジアとレバントを切り崩して追い上げますが、中東プレイヤーは経済攻勢で対抗。そのまま逃げ切って勝利となりました。ちなみに海洋民族Ｎ村は、シリアに対する上陸侵攻がことごとく阻まれ、序盤の劣勢を挽回できずに最下位となりました。

Bohnanza(AMIGO)

Empires of the Ancient Worldから続けて4人で豆2戦。
結果は一勝一敗。

カタンの開拓者たち(トライソフト/Mayfair Games)

さらに続けて今世紀初プレイ。すっかり定石を忘れ、まったく建築が進まず。絶好の好位置を押さえたにもかかわらず、運命に見放されたとしか思えないK氏と並んで最下位に。

Sankt Petersburg(Rio Grande Games)

最後はこちら。職人を集めて収入を確保し、建築物・貴族を集めてそのVPを競うカードゲーム。
序盤からうまい具合にカードが回り、追い上げを僅差でかわして辛くも勝利。