Immelmann 7月例会:07/17
ちょっと土曜午後の予定が空いたので、未だ訪れたことのなかったImmelmannの田無会場にお邪魔してきました。会場のある田無分庁舎の外観は商店街の雑居ビルという雰囲気で、危うく見過ごすところでした。
会場ではいつもの面々に加えて、今回は新来の大学生・高校生ゲーマーにも遭遇。やはり同世代ではこのホビーは全く認知されていないようで、お二人とも自力でこのジャンルにたどり着いたとのこと。上手く好みのゲームやテーマに行き当たるといいですね。
ウォーミングアップに3人戦。
最初のターゲットがいきなり重戦車。熾烈な射撃戦を制したN村が、そのまま逃げ切って勝利。
「弾丸スナイパー」から続けて3人戦。
序盤にジョニー号がバレリア号とミニスカ号に両舷斉射を与えて遁走。残された2隻は、先行するバレリア号をミニスカ号が追い上げる形での追撃戦に。しかし操船ミスでバレリア号の舷側に飛び出したミニスカ号(N村)がまず轟沈。引き返してきたジョニー号とバレリア号の反航戦となり、首の皮一枚で生き残ったバレリア号の勝利となりました。
WW2(STR)
12年ぶりに引っ張り出した本作を5人戦。
ドイツ・日本・アメリカ・イギリス・ソ連の五つの陣営により、世界全土を舞台に第二次世界大戦をプレイするマルチゲーム。独軍がモスクワに迫り、日本の東南アジア制圧の終了した1942年初頭からゲームが開始されます。いずれかの陣営の首都が陥落するとゲームは終了。その時点で勝利条件エリアを最も多く支配しているプレイヤーが勝利します。単に敵の首都を落とすだけでは勝利できず、VPエリアを確保したうえでゲームを終了させなければならないのがポイント。当然出る杭は打たれますので、同盟相手といかに共同勝利に持ってゆくか(あるいは出し抜くか)が鍵となります。
この同盟関係は、ゲーム開始時点では史実に即した国同士に設定されています。しかしシステム上は締結・破棄のタイミング以外に制約はありません。このため場当たり的にプレイすると、大変カオスな国際情勢が展開されます。もっともVPエリアと資源エリアの配置が巧妙で、ルールによる縛りが少ない割にはそれらしい展開になるのが良くできたところ。特に日本の「自ら戦争を終わらせる能力はなく、同盟国との共同勝利に便乗するしかない」という立ち位置は、当時の状況を的確に表した絶妙な設定です。
今回はインストプレイがあっさりと2ターンにモスクワ陥落で終了したため、つづけて2戦目に突入します。
2戦目も独ソの消耗戦を軸に、そこに残る3国が絡むという定番の展開。一時は東欧やフランスまで連合国の侵攻を許したドイツが巻き返し、カレリア経由でモスクワを落として単独勝利を収めました。
N村担当の日本は、ドイツと歩調を合わせてVPエリアをかすめ取った後に、ドイツの勝利を祈るという本ゲームの定番戦略。インド・オーストラリアとハワイを占領するまでは成功したのですが、モスクワ陥落まで大東亜共栄圏を維持できず、コバンザメ勝利の機会を逃しました。
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