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Origins:宅ゲ会09/19

今月の自宅ゲーム会は、先月に続いてOrigins会を開催。
再戦となるため進行の加速を期待してAge IV拡張までのプレイを目論みましたが、思わぬ苦戦で途中終了となりました。

Origins: How We Became Human(Sierra Madre Games)

前回プレイ済の綾川氏(ネアンデルタール人)、kodo氏(クロマニヨン人)、N村(フローレス人)に、『武見』氏(北京原人)、アルファ原人(syphalias氏)を加えたフルメンバー5人戦。

前回の経験を生かし、Innovation[2]をキープしてカードプレイを加速する一同。しかし5人プレイで勢力範囲が近接し、さらに早い段階で砂漠化とジャングル化が発生て継続したことから各人種の生存圏が圧迫。必要な資源へのアクセスも思うように進まず、全体に閉塞した展開となります。特にAge IIはカードが3順目に到達する暗黒時代に。最終的にネアンデルタール人、フローレス人、北京原人の順にAge IIIに至り、ネアンデルタール人がカードプレイでエネルギー2を獲得。この時点でプレイ時間が4時間弱に達したため、時間切れ終了となりました。

気候変動が厳しかったこともありますが、盤上に余裕がありダイナミックな動きの見られた前回と比べると、動きに大幅な制約のあった今回は参加者の反応もいまひとつ。以前に坂戸やGGGにOriginsが持ち込まれた際の評判はあまり芳しくなかったそうですが、初プレイでこういった展開になってしまったとすれば無理もないかな、と思います。無理に5人プレイにこだわる必要はなさそうです。

また初プレイの『武見』氏からは、クロマニヨン人(南アフリカ)とアルファ原人(地中海沿岸)のスタート位置を入れ替えるべきではないか、との指摘がありました。確かに歴史的にはそちらの方が妥当ですし、アルファ原人の先手有利問題をある程度改善する効果も見込めるため、次回があれば試してみたいと思います。

ちなみにN村フローレス人は、序盤に北京原人からRiceを奪って長江を境に中国大陸を二分。人口を増大させた北京原人に中国から叩き出されると、得意の航海術でニューギニア~ハワイ~カリフォルニア経由でアメリカ大陸に単独進出。しかしこれで他の人種から孤立して進化したため、種族の進化に必要な疫学が伝染病で上昇せずに苦戦します。そうこうするうちに北米に到達した北京原人に再び追われ、今度は南米に避難。パタゴニアの鯨油Biofuelの資源化を試みるうちに時間切れを迎えました。これで北米には「小さい人」の伝説が、南米には「凶暴な巨人からの逃避行」の伝説が残されたとか。

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