自宅ゲーム会11/07
今月は5人での開催。8月の再戦として、ゾンビと原始人の二本立てとなりました。
Last Night on Earth(Flying Frog Productions)
ランダムに決定されたシナリオは、盤上のゾンビ湧きポイント3箇所を封鎖するシナリオ。封鎖にはゾンビの徘徊する街の中から、ダイナマイトかガソリンを探し出し、ゾンビ穴に突入しなければなりません。担当はゾンビ(じゅん氏)と、ヒーローが各1名づつの計4名。
序盤から中盤にかけて、ダイナマイトもガソリンも見つからず焦るヒーロー側。それでも中盤に二人が別々にアイテムを発見したところで反撃開始。残る一箇所をめぐって時間との戦いとなりましたが、密かにダイナマイトを入手していた看護婦が残り3ターンで爆破に成功。ゾンビ映画らしく綺麗にまとまり、ヒーロー側の勝利となりました。
Origins: How We Became Human(Sierra Madre Games)
今回は前回のプレイで提案のあった、クロマニヨン人とアルファ原人の初期配置を入れ替えてのプレイを試してみます。これは実際の生息地域の反映に加えて、オリジナルのアルファ原人のアドバンデージ(ゲームの一手目で、ホビット以外の三種族の命運を握ることができる)をアフリカスタートの不利と相殺し、イーブンに持って行けるのではないか、と期待しての変更でした。
しかしアルファ原人が一手目で地中海に出るには、エジプトのクロマニヨンを潰す必要があり、それを躊躇うと、今度は気候変動でアフリカ南部に取り残されるリスクを冒すことになっり、今回は事実そのような展開に陥ってしまいました。 これでアフリカに孤立した結果、模倣のできないアルファ原人は単独のカードプレイで進歩を試みる羽目に陥り、ゲームバランス的には問題のある変更であることが判明します。
過去のプレイではアフリカに孤立したクロマニヨンも、サイや金を元手にアフリカ脱出に成功していました。クロマニヨンが最初からカードドローと模倣が可能に設定されていることは、それなりに考慮された結果なのだということにようやく思い当たります。
加えて中東を狙うネアンデルタールがクロマニヨンを奴隷化。これにより奴隷化されたクロマニヨンと、アフリカに孤立したアルファ原人がソロプレイ状態となってしまい、両プレイヤーにとってストレスのたまる展開が長らく続きます。さらに最終的な勝者は、ネアンデルタールのインフラにただ乗りしたクロマニヨンという微妙な結果に。勝ったクロマニヨンにとっても「奴隷縛りの不毛な期間の他人の進歩で勝利」という釈然としない勝利となってしまいます。
というわけで、今回は全体的に不満の残るプレイとなってしまいました。とりあえず奴隷化のルールは、奴隷・使役者双方にとって微妙なルールであることは判明。このあたりを何とか改善できないものか、いろいろと思案中です。
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