ホワイト・デス:YSGA 01/10

2011年初のYSGAは、年末に続いて再び市川丈夫さんとの「ホワイト・デス」。これにYSGAのK氏、飛び入りのY氏が加わり、4人がかりで丸一日、本作をプレイしてきました。

ホワイト・デス(CMJ#96)

担当はK氏（独軍）とＮ村（ソ連軍）の対戦に、両軍それぞれに市川・Y両氏がルールチェック＆アドバイスに入る変則4人戦。実際の経過は市川さんのブログにもありますが、ソ連軍はいきなり解氷となった天候と、前線独軍部隊の掃討を考慮して第1ターンを6-3-1で刻んだものの、独軍第2線の砲兵ラインに阻まれて大突破はならず。一日がかりの丸3ターンをかけて、どうにか Velikiye Luki の包囲にこぎ着けました。

鉄道線への突破を目指した戦車部隊は、浸透中の対戦車戦闘で虎の子のT-34大隊が落後。残る「柔らか戦車」T-70と機械化歩兵だけでは、守備隊も排除できずに目論見は頓挫。第2ターン増援の戦車部隊により、第3ターンにようやく Nosswa, Wojewo の確保に成功しました。

もう少しプレイ時間は短縮できると思いますが、やはり一日のプレイではシナリオ部分で手一杯。両軍に十分な戦力が整った中盤・後半のシナリオも見てみたいものですが、さすがにキャンペーンシナリオには二の足を踏みます。これを通しでリプレイを掲載したコマンド誌（と両プレイヤー氏）には頭が下がります。

そんな「ホワイト・デス」を畳んだ後は、Y氏ご持参の同システム2作目、Suezu'73 を拝見。少しはシステムが整理されたかと思いきや、さらに加速された Chadwick の暴走には一同苦笑。さすがにこちらの付録化は無理そうです。