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Lords of the Spanish Main : YSGA 04/09

Dominant Species に続いては、先日入手した Lords of the Spanish Main を YSGA に初投入。
個人的には期待の作品でしたが、シエラ作品の問題点が如実に表れ、大変残念な結果に終わりました。

Lords of the Spanish Main (Sierra Madre Games)

今回は直前の Dominant Species のメンバーに、お2人を加えた6人戦。

比較的バランス良く各プレイヤーにカードが配分された先の坂戸でのプレイとは異なり、今回はゲーム開始から10余年にわたって、追加のヨーロッパ人植民地カードが引かれないという超展開。このため交易品の生産量が絶対的に不足し、スペイン通商院&Santo Domingo 植民地の経済支配から逃れられないという状態に陥ります。

当然プレイヤーの過半は私掠船家業に陥りますが、これは貿易船プレイヤー同士がただでさえ少ない商品を奪い合って消耗する悪循環。最終的に Raleigh 卿が戦争イベントで動員された兵力を用いて Santo Domingo を破壊しましたが、他に交易可能なコロニーが存在しないという問題の解決には至らず。手詰まりとなったため、15ターンを前に Guadalcazar 侯爵の勝利で投了としました。

微妙な結果となってしまった原因としては、カードの引きの悪さも無論ですが、プレイヤー数に対してオークションに提供されるカードがあまりにも少ないことが根本的な問題のようです。このためシエラ作品ではお馴染みの序盤の貧弱なリソースが改善されず、通商院の優位だけが拡大してしまうというスパイラルが発生する結果となってしまいました。また6人プレイ以上の追加オークションカードを失念していたのも問題を拡大させた要因ですが、10年で3枚追加(6人プレイ)ではおそらく焼け石に水でしょう。プレイ中に提案があったように、この人数では1年あたり2枚以上のオークションカードが必要となるのではないかと思います。

というわけで、そのままプレイするには問題があることが判明してしまいましたが、これで捨ててしまうには少々惜しい。次の機会には以下のような修正を加えてプレイしてみる所存です。

  • 各ターンのオークション枚数を現行の1.5倍程度に増やす。
  • ゲーム開始時に各プレイヤーに異教徒コロニー以外のカードを1枚配布する。(High Frontier ショートゲーム方式)

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コメント

プレイレポートを読んだところでは、5人以上の場合、選択ルールのガンガ・ズンバ王を入れるとバランスがいいようです(最初から、植民地が2あることになるので)。

投稿: TAG | 2011年4月14日 (木) 22時33分

こんなところにバリアントがあったとは迂闊。蛮人プレイいいですね。今度試してみましょう。

投稿: N村 | 2011年4月14日 (木) 23時35分

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