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Lords of the Spanish Main : 宅ゲ会 04/29

年度も変わって久しぶりに自宅ゲーム会を開催。
kodo氏の要望により、今回のお題は Lords of the Spanish Main となりました。

Lords of the Spanish Main (Sierra Madre Games)

今回は Releigh 卿、Drake 卿、Kettler 公爵、Le Vasseur、Guadalcazar 侯爵兼スペイン通商院の5人戦。N村の担当はフランスの私掠船乗りの Le Vasseur です。バランス調整とプレイの迅速化のため、今回は以下のローカルルールを導入してプレイしてみました。

  • Guadalcazar 侯爵以外を担当するプレイヤーは、ゲーム開始時にイベントと異教徒コロニー以外が引かれるまでカードを引き、追加の1枚を保持した状態でゲームを開始する。ここで獲得したカードはゲーム開始時から使用できる。コロニーの場合は規模(1)。スタートカードとは見なされず、再取得時は通常の傭兵デッキのルールに従う。
  • プレイの順番はスタートカードの王冠番号で判定する。スタートカードが使用できない場合は手持ちのカードでもっとも大きな王冠番号を適用する。

上で複数のコロニーが存在している状態からゲームを開始させ、序盤の Santo Domingo の一極支配を和らげること、事故でスタートカードを失ってしまうケースへの救済策です。下は毎ターン使用する王冠番号のカードを提示する本来のルールが煩雑なための修正です。読み合いの要素はなくなりましたが、テントや兵士の配置されているカードを一旦隠し、一斉に公開したあと元に戻す作業が非現実的であるため、開き直って順番固定でプレイしてみました。

今回は初期配置で一箇所が追加されたほか、最初の10年で過半のプレイヤーがコロニーを確保する展開となったため、財宝プレイヤーの独占状態は大きく緩和。財宝艦隊の配分についても連合して交渉可能な程度の力関係となり、格段に閉塞感が改善される結果となりました。またコロニーの数に比例して拡大再生産が進み、序盤から比較的豊富な資金が使用できたため、特殊能力も使用しやすく交渉の幅も広がったのも大きな改善点です。コロニーの引きが多目の展開だったため、財宝艦隊絡み以外では私掠船がほとんど使用されなかったことが問題といえば問題でしたが、船団の引き次第で展開も変わりそうでしたので、しばらくこれでプレイしてみようかと思います。

結果は1619年までプレイしたところで、参加者の一人に急用が発生したため途中終了。工作資金を工面するたびイベントやら何やらで計画が頓挫し、結果的にいつの間にか小金持ちと化した Drake 卿の暫定勝利となりました。

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