東国争乱:YSGA 06/18
この週末の YSGA は、所要のため午後の顔出しのみ。
という予定でしたが、Barbarossa: Crimea のプレイを終えた会長チームが夕方から新たに「東国争乱」を開始したため、こちらに加わって本作を初めてプレイしてきました。
東国争乱:ウォーゲーム日本史#9(*)
経験者2名(武田・今川)、初プレイ3名での5人戦。N村の担当は上杉です。
今川(R氏)が織田(idioten氏)をゴリゴリと侵食する東海戦線に対し、初期の上杉は武田(市川氏)から東信濃を奪い、北条(たちばなゆう氏)に先んじて上野全土を確保して様子見。実はこんな悠長に構えている立場ではないと気づいたときにはすでに中盤でしたが、何とか夢を見てみようと武蔵を狙って対北条戦を開始します。
緒戦こそ武蔵を奪取するなど優位に戦いを進めた上杉でしたが、続く北条の反撃で上野まで後退。対北条戦は軍を消耗したのみで成果なく終わります。その後も武蔵の隙をうかがいますが、逆に次々と騎馬武者を動員する北条勢に、利根川ラインの確保すら危うくなります。
さらに終盤に入り、滅亡寸前から復活した織田の攻勢を目の当たりにした上杉は、上落戦に勝機を見出す戦略に転換。手始めに通り道となる南信濃の武田を攻めますが、一歩及ばず敗退。そして消耗した南信濃に織田が侵攻し、続く冬とのダブルムーブで織田軍は遠江の今川を一掃。あっさりとサドンデス条件を達成し、織田の勝利で終了となりました。
旧来のウォーゲームらしからぬ戦闘システムや見た目から、一見ユーロゲーム寄りかと思われた本作ですが、不平等な各勢力の特性とゲーム展開を把握したうえで、それに対処を迫るスタイルは、間違いなくウォーゲームであることを思い知らされました。ルールは容易ですが、デザイナーの意図した展開に到達するには結構敷居の高いゲームという印象です。
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