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BIOS Megafauna : GCS 2012/02/18

ようやく BIOS: Megafauna の最新ルール(2012/02/03)が入手できたため、週末の坂戸で早速検証プレイを開催してみました。
最新版のファイルはまだ公開されていませんが、個々の改訂点は BoardGameGeek でも紹介されています。興味のある方はこちらから()。しかし Geeklist をこんな用途で使うとは(笑)。

BIOS: Megafauna - Sierra Madre Games()

というわけで、ウォーミングアップの Dungeon Raiders を片づけた後に BIOS 4人戦を開催。
最新公開版(2011/12/26)()からの改訂点はこんなところ。

3.5d Immigrants

セットアップで配置されない Immigrants の扱いが、Tarpit に送るからゲームから除外するに変更。

最初のスコアから Immigrants の化石が積み上がっているのを防止。

3.8e Display

Upper Display が4人戦用ルールから標準ルールに昇格(2人戦のみオプション扱い)。また Upper Display で引かれたイベントは無視される。

2-Display が標準になりました。

9.2e Agricultural Culture

Agricultural が適用されている Homeland は生態系の絶滅を無視する。

さらっと補則の一文で書いてありますが、これは強力。

11.0b Physiology

生物種が所持する P-DNA ごとに、Migration Range に[+1]を適用。

今改訂の目玉がこちら。効果微妙で持て余されていた P-DNA への梃子入れと、「あと一歩」が足らずに食料にありつけない閉塞感の解消が目的の模様。これは良改良、と思われましたが思わぬ罠が。

16.2a Stack Cards and Tiles of Extinct Species

絶滅した種族の Genetype カードは、プレイヤーの手元に Fossil Record として残される。

この項目のみ、前回の改訂で見落としていたものを自分メモ。使いにくい Genetype の梃子入れ。

加えてオプションルールが4件あるのですが、このあたりは新ルールが固まった後に追々。
当日は最新ルールの読み込みが済んでおらず、最新公開版に重点確認項目の[11.0b Physiology]を適用してのプレイとなりました(4人プレイのため Upper Display は使用)。

Bios_megafauna_2012021801a

ところが実際にプレイしてみてた結果はといえば、普段は余りがちな P-DNA がまったく出現せず、検証どころではない事態に。折り返し点をすぎる頃にはポツポツと出回りだしましたが、時期を逸しており範囲拡張が有効に機能したケースは皆無という体たらく。カードの巡りは運次第とはいえ、これは酷い。

対して今回初めて使用された Upper Display は、選択肢が倍になる点はおおむね好反応。ただしこちらを引いていると時代の歩みが遅くなりますので、プレイ時間は1.5倍程度に伸びた印象です。今回は白亜紀の新生代タイル切れ終了まで、およそ3時間を要しました。

というわけでシャッフル不足により、新ルール検証会は不発。引き続きシエラ会では人柱を募集しております。

ちなみに今回の Chisel lizard N村はと言えば、中盤の気候変動で一旦全滅。アフリカで再起したものの、大西洋を渡れずアメリカ大陸に復帰できずにションボリ。大西洋のイカ独占を目論む Dog-face FORGER氏のゲソ帝国の侵略におびえつつ最下位に終わりました。またひさびさに参加した TAG氏が、本作対人戦初プレイにもかかわらず2位に大差をつけて勝利。さすがはシエラ会首魁です。

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