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Goza de Candia : GCS 2012/02/19

午前中のハノイ上空から一転。
日曜の午後は先週に引き続き syphalias 氏と Flying Colors を対戦。

Goza de Candia: Flying Colors / Serpents of the Seas - GMT Games()

フランスの標準的な3等級74門艦 Genereux と、戦意に勝るイギリスの4等級50門艦 Leander との対決シナリオ。今度は"Chase"ではなく"Duel"をという要望と、久しぶりに戦列艦も使いたいよね、という希望が混じった結果、Flying Colors 収録の戦列艦対決シナリオをベースに、Serpents of the Seas の地図盤とカードを使用した"Duel"形式でプレイする、という変則プレイです。N村の担当はフランス側でした。

Fc_goza_de_candia_2012021901a

設定はシナリオ細部の移植にはこだわらず、対辺に両艦を配置した後に、ランダムに風向きを決定するという適当配置を採用。この結果、Genereux は風下からのスタートとなります。序盤は遠距離での反航攻戦の後に、両者距離を保って位置関係が転換。こうして開幕からしばらくは、遠距離から互いに相手の帆を削る煮え切らない砲戦が続きます。

しかしよく考えてみれば、英軍の戦意による火力ボーナスは、相対的にベース火力の小さな遠距離の方が有効です。これでは格上艦の利点が生かせないよね、という戦術ミスにようやく気づいた Genereux は、風上から Leander に急接近。至近距離からの砲撃で、Leander のマストを倒壊寸前まで追い込みます。もちろん Leander の反撃で Genereux も無傷では済まされませんが、格の違いでごり押しする算段です。

対して押し切られると判断した Leander は、Genereux の海兵隊損害が嵩んでいることに注目。砲撃戦では劣勢ですが、今なら双方互角の状態(互い海兵隊値[2])で切り込めます。そしてもはや停止寸前かと思われた Leander をカード効果を駆使して機動させ、首尾良く Genereux を捕らえることに成功。起死回生の一手に打って出ます。

あとは据え物切りと油断していた Genereux は、慌てて白兵戦前に一斉射。これに Leander の応射が加わり、ボーディング前に両艦のデッキは阿鼻叫喚。ここで不運だったのが Leander で、Genereux の悪あがきで海兵隊に損害が追加。一転してオッズは[1:2]に転落し、逆に拿捕される危機に見舞われます。

それでも離脱の時間を稼ぐため、Genereux へ果敢に切り込んだ Leander でしたが、イニシアチブを奪われれば逆襲されるのは必至。翌ターンには素早く敵艦を放して離脱します。しかしそこに Genereux から駄目押しの一斉射。この一撃でマストが倒壊した Leander は、続く降伏判定に失敗。格上のごり押しでフランス軍の勝利となりました。

プレイタイムは2時間ほど。耐久力の大きな戦列艦ということを差し引いても、思ったより時間が掛かるな、という印象です。ただ個艦戦闘のシナリオとしては、カードによる機動制限が入る分、元の Flying Colors より断然面白いのは確かです。もうちょっとルールの整合がとられていれば言うことないんですけど、本場でもあまり"Duel"はプレイされていないんでしょうか。


その後は久しぶりに Evolution を改変得点ルールでプレイ。
初プレイの某氏が必要食料6の生存に成功したりと妙技を見せ、そのまま勝利を攫ってゆきました。

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