ゲームサークル坂戸4月例会 : 2012/04/21,22
今月のゲームサークル坂戸は、Downtown と No Question Of Surrender をメインに土日参加。
まずはメイン以外の両日のゲームから。
Fox One - One Small Step(→)
土曜の Downtown プレイ後の締めにS木氏提供。F-86 対 MiG-15 のインスト戦をプレイ。
ジェット時代の空戦カードゲーム。簡潔なルールで機有エネルギーや対G性能といった要素まで盛り込んだ意欲は買うものの、最終的には「ダイスを振って攻撃値以下を出せば命中・撃墜」なのが惜しい。距離ゲージもミサイル時代の多数戦シナリオでなければ生きない印象です。
Under the MAD: Cold War 1948-1992 - Etersia WorkShop(→)
日曜の No Question Of Surrender のプレイ後に、お試し4人戦。Twilight Struggle を米ソそれぞれ2名ずつのチーム戦にしたようなゲームで、得点はプレイヤー毎。相手陣営を世界から孤立させ(本国以外に支配エリアのない状態)、核戦力の優位で屈服させれば勝利陣営で得点の高いプレイヤーの勝利、時間切れゲーム終了の場合は両陣営通じて最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。
本作の特徴は、独特な得点方法です。盤上のボックスや地域の支配には、Twilight Struggle 同様に影響度を配置する必要があります。しかし得点するには、「調停」の手順で支配しているエリアからこの影響度を除去しなければなりません。同様に核の優位を得るためには核兵器を配置しなければなりませんが、この核兵器も「核軍縮」として除去することで得点となります。ちなみに得点方法はこの「調停」と「核軍縮」のみです。要するに世界に偉容を見せつけた後に、譲歩の余裕を示すことで国際的な威信が高まる、という解釈でデザインされており、この視点は非常にユニークです。
しかし Twilight Struggle に匹敵する数のボックスに、両陣営の影響度に加えて多数の国家カウンターがひしめく盤面は、支配状態の確認が非常に煩雑です。このため簡潔なルールの割にダウンタイムが長く、プレイには想像以上に時間を要しました。また同一陣営内でもプレイヤーが競合することから、相手陣営を孤立させることが困難で、多彩な核戦力が登場するも核抑止ルールが機能せず、軍縮の質駒扱いになってしまったのも残念な点でした。
プレイの方は影響度チット枯渇で盤面が固定したため、最終第10ターンを待たずに第9ターンで協議終了。プレイ時間は3時間弱でした。
レジスタンス - ホビージャパン/Indie Boards andCards(→)
Under the MAD のプレイ後に今週も飽きずにレジスタンス7人戦。
2戦ともレジスタンス側で、いずれもスパイ側3連勝で散々な結果に終わりました。
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