Gladiator : YSGA 2012/06/16
暗黒大陸に続いては、古代ローマに移動して剣闘士興業を開催。
こちらもN村は初プレイです。
Gladiator - Avalon Hill(→)
古代ローマの剣闘士試合を1ユニット1人で再現する戦闘級ゲーム。往年のゲーマーには馴染み深い、ツクダのアニメゲーム風のプロット移動システムを採用(本家はこちらですが)。とはいえプロットは移動方向と方向転換を記入するだけで、ルール上も「10秒以内に記入せよ」というレベルですので、特に難しいことはありません。
1ターンは8フェイズに分割されており、プロットはフェイズごとに記入します。ここでユニークなのが、各ターンにプロットを記入できる回数が剣闘士のクラスにより異なり、記入するフェイズは任意に選べるという選択式インパルス移動とでも言うべきルールです。このプロット上限は軽戦士(6)、中戦士(5)、重戦士(4)となっており、重装備の方が動きが鈍いのはもちろんのこと、最軽量の軽戦士でも2回のパスが必須となっています。一旦乱戦に突入したあとは、このパスをどのタイミングで消費するかかが悩みどころです。
こうして各フェイズの移動を終えたのちに剣闘士が隣接していれば、双方武器を振るった戦闘が発生。5箇所の身体部位に攻防のポイントを割り振り、それぞれ命中・負傷判定を実施します。ポイント分配制ですので、ここでも「強打一発か連続攻撃か」「守るか攻めるか」といった読み合いが発生します。ただしフェイズ毎に、両者合わせて最大10回の攻撃判定が発生するのは少々面倒なのは否めません。
こうして負傷で死亡するか、転倒した状態で取り押さえられれば敗北です。特にシナリオのようなものは用意されておらず、「決闘ルールを用意したのであとは勝手にやって」という投げやり感もツクダゲーム的です(笑)。さらに上級ルールでは、投網(射程3)とトライデント(射程2)を構えた Retiarius、剣闘士オーナーとしてのキャンペーンルール、敗北した剣闘士の観客への命乞いルール(笑)などが加わります。
今回は各クラス交えた練習プレイののちに、軽戦士3名での乱戦試合を開催。練習で重戦士の堅さには辟易させられたため、一番動きの派手そうな軽戦士大会となりました。担当は大盾使用のkyoi氏、筋肉馬鹿のIdioten氏、筋力低めの技巧派のN村という布陣です。
序盤から果敢に攻めたIdioten氏でしたが、ベテランkyoi氏の胸への一撃がクリティカルヒット。即死はまぬがれたものの、つづく乱戦でのkyoi氏大盾ラッシュで躓いたところに、さらなる胸への一撃がヒット。闘技場の砂に沈みます。
続いては漁夫の利を得た格好のN村とkyoi氏の一騎打ち。両者とも連続攻撃を駆使した攻防の末、N村の腕攻撃によるクリティカルでkyoi氏が剣を落とします。慌てて間合いをとったkyoi氏でしたが、運良く背後に回り込んだN村の一撃がクリーンヒット。これが一発即死となり、N村の勝利に終わりました。
プレイ時間は練習プレイと合わせて2時間ほど。周辺卓を見物しながらのダラダラプレイでしたので、実際は1戦あたり1時間もあればプレイできそうです。
Gladiator に続いては、最後の締めに Cthulhu Futghn(→) をインスト3人戦。
2者リーチの接戦から、Idiotenの場札交換ミスによりN村のタナボタ勝利に終わりました。
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