Battle for Nijimegen : GCS 2012/06/30
土曜日の坂戸では、懸案の The Devil's Cauldron キャンペーンを見据えた南半分の動作確認を実施。FORGER氏にお付き合いいただき、同戦区のセミキャンペーンを動かしてみました。
Battle for Nijimegen, The Devil's Cauldron - MMP(→)
使用したのは以前に旧公式サイト(www.dfwfront.com)で公開されていた本シナリオ。Nijimegen と Grave の南側2枚のマップを用い、降下初日から Nijimegen 橋が奪取された 9/20までをプレイするという第82空挺師団のセミキャンペーンシナリオです。
Arnhem 戦区には、降下初日からプレイできる Race to the Bridge, Saga of the 1st Airborne の両シナリオが存在しており、これまでも散々プレイしたためおよその展開は把握済みです。しかし Nijimegen 戦区には降下初日を扱ったシナリオが存在しないため、The Devil's Cauldron では未知の世界でした。将来的にキャンペーンをプレイするにあたっても、こちらの初動を確認しておきたいね、ということで本シナリオの登場となります。今回は昼過ぎから夕方までの4時間弱で、降下初日の夜までプレイを進めることが出来ました。
そして実際にプレイしてみて判明したのは、独軍部隊の少なさです。固定配置の対空砲を除くと、行動可能なフォーメーションは Nijimegen 市街の Henke 戦闘団5ユニットのみ。しかし同戦闘団は Nijimegen の防衛に必要ですので、Krafft 戦闘団のような機動の余地はありません。もちろん夕方から若干の増援も登場しますが、英軍を分断するように滑り込む余地のある Arnhem 戦区とは異なり、米軍の空挺堡方面にノロノロと出現するのみ。基本的に米軍のソロプレイ状態で、これはシナリオ化されていないのは当然かな、という感触でした。やはりこの戦区の本番は2日目以降という結論に。
対して米軍側ですが、動かしてみて実感できる任務の酷さは第1空挺旅団と良い勝負。空挺堡の守備にあたる第505連隊はともかく、Grave と Maas-Waal 運河沿いの橋梁群という反対方向の攻略任務を課せられた第504連隊は、連隊長が大返し。さらに残る第508連隊は、単独で空挺堡と市街の間の森林地帯を駆け抜け、Henke 戦闘団を排除して橋を確保しなければなりません。これは第30軍団の到着まで、橋を落とせなかったのは道理だよね、という結論に。また全体に薄く広く大隊単位で散開することになるため、イベントの当たり外れの影響は大きそうです。
というわけで第82空挺師団の負荷は大きいため、こちらは専任のプレイヤーが必要と思われます。しかし前記のように独軍側はほとんど活動しませんので、初日に関しては Arnhem 戦区の独軍担当者が両戦区を兼任すれば問題なさそうです。従って Saga of the 1st Airborne がプレイできるグループであれば、あと1名の追加でキャンペーンは起動できそうな感触でした。
というわけで GTS 会の次なる目標は、TDC か WED キャンペーンか、はたまた NQoS キャンペーンか、悩ましい課題となりました。
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