Hearts and Minds : YSGA 2012/09/15
先週のGGGに引き続き、YSGAでもHearts and MindsのVer.2ルール確認プレイを実施。
Hearts and Minds - Worthington Games(→)
ルールを読んだきりですっかり放置していたV2ルールですが、実は勝敗ラインにも微調整が入っていたことがチャートをチェックして今更発覚。主に南に厳しいと評判の序盤の値が修正されており、今回はこのあたりのバランス確認も目的となります。
今回のお相手はsyphalias氏。同氏とのH&Mプレイは2年ぶりとなるため、N村のルール確認をかねて再インストののちに本戦に入ります。
1戦目は1965年スタートで南側を担当。しかし調整されたとはいえ、1965-1968年については実は北側サドンデス値に変更はなく、押し込まれると危険なのは相変わらず。逆に主導権を手放さなければ何とかなるようで、今回はVCと州支配を削って得点の上昇を抑えることに成功。修正された南側サドンデス値を1968年に達成し、まずは南側勝利で1戦終了。
なんだか結構な数の南の兵隊が飛んでいますが、米兵の損害が少なかったので大量の援助物資(SRP)で乗り切りれました。
続く2戦目は立場を入れ替え、1966年スタートで北側を担当。今度は北側のゾーンIIIキャンペーンIron Triangleが完璧に決まり、1966年で北側サドンデス勝利。syphalias氏が不慣れな南側を担当したこともありますが、やはり後手に回ると南が苦しいのは相変わらずの模様。
これは納得がいかん、というわけで同条件での3戦目。1967年に1点差で北に寄り切られそうになるも、粘り腰の南側は判定ラインまで押し返して1968年を終了。続く1969年、北側はグランドキャンペーンTet Offensiveを発動して南ベトナムへの全面攻勢を開始。この戦役で焦点となったのが北部の要衝Khe Sanhで、両軍が後詰めを繰り返す消耗戦が発生。両陣営とも10ユニット以上を喪失する激戦となります。Walter Cronkite, Nguyen Chi ThanhにAgent Orange, BUFF, Platoonと両軍秘蔵イベントの応酬の末、最終的にKhe Sanhを制したのは南側。またテト攻勢効果でベトコンは3ユニットを残して壊滅し、北は継戦が危ぶまれる満身創痍の状態となります。しかしここで、同じく消耗した南ベトナム政府にNguyen Cao Kyの不規則発言が炸裂。クーデターが勃発し、これで調度北側サドンデス値を達成。首の皮一枚で北側の勝利となりました。
先に書きましたように、若干勝ちやすくなったとはいえ南が厳しいのは相変わらず。V2ではバランス調整用のオプションルールも追加されており、これも適用するのが良さそう、というのが現在の感触です。特に北にテト攻勢を強要するアイデアは以前に帝王氏との話にも出ていたもので、これは試してみたいところ。というわけで引き続き人柱は募集中です。
| 固定リンク
「YSGA」カテゴリの記事
- Kasserine Campaign : YSGA 2016/11/13(2016.11.13)
- Invasion of South Korea : YSGA 2016/10/09(2016.10.09)
- The Sicily Campaign : YSGA 2016/09/18(2016.09.18)
- Origins & Neanderthal : YSGA 2016/07/31(2016.07.31)
- Falling Sky : YSGA 2016/07/24(2016.07.24)
「Hearts and Minds」カテゴリの記事
- Hearts and Minds : GCS 2014/03/23(2014.03.23)
- Hearts and Minds : 猿遊会 2012/10/20(2012.10.20)
- Hearts and Minds : GCS 2012/09/30(2012.09.30)
- Hearts and Minds 和訳ルール(2012.09.26)
- Hearts and Minds : YSGA 2012/09/15(2012.09.15)
コメント