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Andean Abyss : YSGA 2012/11/03

先日の猿遊会での雑談により、豚山ゴリ子氏もコロンビア麻薬戦争に関心をお持ちであることが判明。これは是非ともアンデスの泥沼に嵌っていただかなくてはということで、同氏を巻き込んでYSGAにてAndean Abyss会を開催してみました。

Andean Abyss - GMT Games()

今回はコロンビア政府(cedermt)、FARC(N村)、AUC(kyoi_)、カルテル(豚山ゴリ子)各氏ので4人戦。N村は初のFARC担当となります。また他のプレイヤー諸氏はいずれも初プレイだったため、午前中に第1プロパガンダまでのチュートリアル戦を実施。午後に第4プロパガンダまでの通常戦をプレイしてみました。本戦のプレイ時間は5時間ほど。初心者会であることを加味すれば、やはりプロパガンダ毎に1時間というペースでしょうか。

Andean_abyss_2012110301a

というわけでプレイ本戦。やはり最初に伸びたのはFARCで、中盤には山岳エリア支配と拠点増加で勝利ライン目前に迫ります。当然出る杭は打たれるわけで、各派の反感を買ったFARCは一旦沈みます。

続いて勢力を伸ばしてきたのが、FARC沈没の追い風に乗ったAUCと、攻めの姿勢のカルテル。特に今回のカルテルは政府の手入れに対しても一歩も引かず、Cali市の拠点を防衛し続けます。最終的にCaliの住民支持は政府に譲ったものの、引き続き拠点の確保には成功。さらに資金が潤沢になった中盤以降は、アマゾン奥地で農業に励むどころか、買収で潰した他派の基地跡に麻薬農場を設置する始末。AUCとカルテルの同点首位で終盤戦にいたります。

またコロンビア政府の動きですが、今回は序盤からカリ・カルテルとの抗争を続けたほかは、継続イベントの回収に専念。その甲斐あってほとんどのイベントの回収に成功。しかし唯一獲得に失敗した「High Mountain Battalions」が思わぬ伏兵となります。続けて登場した「Blackhawks」との兼ね合いでの政府苦渋の選択でしたが、放置された「High Mountain Battalions」を拾ったAUCにより、山岳装備の受領遅延イベントが発生。 この効果により高得点の山岳エリア戦に絡めず、得点を伸ばせずに終わります。

そして一旦沈んだFARCはといえば、地方エリアで支持を集めてふたたび浮上。これにより相対的にAUCの順位を引き下げます。しかしカルテルによる再度の買収・テロ攻撃と、政府軍の地方侵攻・市民運動により、またも最下位へと転落。浮き沈みの激しい極左です。

こんな状態での終盤戦。もはやFARCの勝利は費えたかと思われましたが、終了直前に幸運にも「Alfonso Cano」が登場。このカリスマ指導者の登場により、FARCは住民支持を回復して一気に巻き返し。最終プロパガンダのアジテーションと合わせて、カルテルと並ぶ同点首位に返り咲きます。

Andean_abyss_2012110303a

こうしてコロンビア内戦の結末は、判定により「すべての人民にコカインを」をスローガンに不和を解消したカルテルとFARCによる共同勝利!……と思われましたが、帰宅後に勝利判定を確認したところ、同点の場合の優先順位が指定されており、実はカルテルの勝利だったことが判明。やはり人民を搾取する麻薬組織許す まじ!という結果に終わりました。


Andean Abyss後は、暇人を集めてDemokratieの6人戦と5人戦を計3戦。
N村は緒戦で「未来の独裁者」で勝利したのみの1勝2敗でした。

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