Andean Abyss : GCS 2012/12/15
坂戸土曜日のメインには、今期定番のAndean Abyssをプレイ。
Andean Abyss - GMT Games(→)
初プレイ1名を含む4人戦。N村の担当はコロンビア政府でした。
序盤は初プレイのFARCが、限定オペレーション連発を嘆きながら、第1プロパガンダ前に順当に勝利ラインに到達。コロンビア政府とAUC(syphalias氏)の反撃で、サドンデスを阻止されるのも定番の展開です。
続く中盤は、マイペースに1エリアずつ「掃討→拠点建設→警察配備→市民運動」のサイクルを繰り返すコロンビア政府が、しわじわと伸張。第2プロパガンダでの政府勝利は阻止されたものの、続く第3プロパガンダまで勢力を維持します。
ここでキャスティングボードを握っていたのが、政府と多くのエリアで共存するAUC。ここは潜伏したAUCゲリラで政府を攻撃し、足を引っ張るのが順当なところです。しかし山札の進み具回から、プロパガンダ間近と読んだAUCはFRACに対する大攻勢を発動。同時多発テロと暗殺のコンボにより一気にFARCの基地を削り、自力勝利をもぎ取る賭けに出ます。この攻勢により勝利ラインを達成したAUCは、一時的にトップに躍り出ることに成功。しかし無情にもプロパガンダは引かれず、ゲームは長期化。すかさず拠点を再建したFRACにより、AUCは賭けに敗北します。
そしてこのまま政府の逃げ切り勝ちかと思われましたが、ここに来て伏兵カルテル(forger氏)が急浮上。「Amazonia」「The Chess Player」「Air Bridge」と拠点設置イベントの連発で、麻薬ビジネスを一気に拡大してきます。
政府には途中で引かれた「Mexican Traffickers」でカルテルのリソースを削り、第3プロパガンダでのカルテル勝利を完全に潰す選択肢もあったのですが、「多少カルテルが伸びた方が、トップへの風当たりが弱まるだろう」と皮算用。メキシコルートへの対処を放置してしまいます。
結果的に政府のこの甘い判断が徒となり、急速に拡大するカルテルは第3プロパガンダで政府とともに勝利ライン達成。大きく伸びた拠点数により、同着判定はカルテルの逆転勝利に終わりました。まさか拠点イベントがここまで続くとは……麻薬ダメ。ゼッタイ。
| 固定リンク
「GCS」カテゴリの記事
- Lenin & Black Hawk : GCS 2017/12/16,17(2017.12.17)
- Lunch at Frankfurt : GCS 2017/11/26(2017.11.26)
- 惨劇RoopeRΧ : GCS 2017/10/29(2017.10.29)
- Urban Operations : GCS 2017/10/28(2017.10.28)
- The End Game : GCS 2017/10/28(2017.10.28)
「COIN」カテゴリの記事
- Ariovistus & Emancipation : SoGC 2019/01/06(2019.01.06)
- Ariovistus : GCS 2018/12/22,23(2018.12.23)
- 東大紛争 : GGG 2018/05/13(2018.05.13)
- 2017年N村的ベストウォーゲーム(2017.12.11)
- The End Game : GCS 2017/10/28(2017.10.28)
コメント