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High Frontier : YSGA 2012/12/22

今年も恒例のYSGA忘年会に出席。
同サークルも来年で設立25周年とのこと。N村自身のYSGA暦はここ5年ほどの新参なのですが、前世紀末にウォーゲーマに復帰した時点では、埼玉から横浜のサークルまで毎月通うことになろうとは思いもよりませんでした。

High Frontier - Sierra Madre Games()

忘年会をひかえた短縮例会のため、この日のプレイはこちらのみ。拡張ゲーム初プレイのbluebear氏へのインスト3人戦で、設定は拡張ショートゲームに、フリーマーケットのローカルルール追加版です。

N村の担当は清水建設。最初の手札はHall EffectにMET Steamerという微妙構成。対するESA(bluebear氏)は、序盤からProject Orionを実用化。また中国はMirror Steamerをキープした上で、Salt-water Zubrinに必要なラジエターをこれまた序盤に確保済という、清水にとって気の抜けない展開となります。

High_frontier_2012122201a

清水建設はスタートダッシュの有人探査で火星の衛星を黒く染めたのちに、ソーラーセイルで水星へ。ここでPulsed Plasmoidを開発してNysa族に向かい、Chaucerに2個目の工場を建設。Nanobotを開発したのちは地球近傍小惑星に向かいますが、こちらは資源を発見できずに伸び悩みに。

対するESAは、Project Orion & Free Electron Laserの強力ながらピーキーなセッティングに苦戦しつつも、月を踏み台にVesta族へ到達。インストプレイながら、こちらも工場2個と健闘します。

そして今回の不幸を一身に背負ったのが中国。巧妙なセッティングでPhoton Kite Sailを操り、Minervaに最初の工場を建設したまではベテランらしい順当な滑り出し。しかし肝心のSalt-water Zubrinに必要なS資源の探査は難航を極め、最終的にPhaethonで資源を発見することに成功します。しかしBudget CutsからGlitchまで、様々なイベントが探査計画へのクリティカルヒットを連発。最後はどうにか工場建設とSalt-water Zubrinの開発には成功したものの、これが最後の6個目の工場となりゲーム終了。Zubrin先生の夢は実用化はならずに終わりました。

ちなみにVPの方は、序盤の有人往復飛行で稼いだマージンで清水建設の勝利。プレイ時間は4時間強でした。

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