The Best Laid Plans : GCS 2012/12/16
今月の坂戸は、どうやら日曜の参加者が少なそうな気配。ならばスペースに余裕のあるときに(物理的な)大型シナリオを片づけておこうと、日曜日は久しぶりにWhere Eagles Dareを投入。forger氏をお相手に未プレイのシナリオをプレイしてみました。
そういえば今年はGTSシリーズ新作2作に加えて、公式日本語ルールも発売された模様ですが、いまひとつ盛り上がりに欠けたのは残念なところ。引き続きGTS愛好会(非公認・所属不問)では、未プレイシナリオに着手してゆく所存です。
The Best Laid Plans: Where Eagles Dare - MMP(→)
WEDシナリオその3。第101空挺師団によるBest橋奪取作戦の顛末を扱います。背景については同シナリオをプレイされた市川丈夫さんがまとめられていますので、詳しくはそちらへ(→)。リンク先でも書かれていますように、プレイにはマップ3枚が必要という本邦ゲーマならドン引きのシナリオです。
とはいえ実際にシナリオで使用する範囲は、ハーフマップに毛が生えたこの程度。登場するユニットも米軍が増強1個連隊、守る独軍が連隊戦闘団2個程度と、GTSのなかでは手軽なシナリオです。では何でまたマップ3枚も使用するのかといえば、目標のBest市街及び橋梁が3枚の結節点に存在するというレイアウト上の問題なのでした。この点はルールブックでも"This scenario uses the Son Map, the Eindhoven Map and the Veghel Map (yeah, sorry about that)."と弁解の言葉が載っていたりします。
というわけでの今回のプレイ。N村の担当は守る独第59歩兵師団。攻めるforger氏の第101空挺師団は先遣部隊をBest橋北東の森の中へ、後続をBest北方に迂回させ、2方向からの攻略を試みてきます。
結果的に米軍のこの判断は失敗で、空挺司令部の狭い指揮範囲では両翼連携は困難。待ちかまえる独軍の砲火により、それぞれ前進はストップ。特に森へと進んだ先遣隊には、次々と独軍弾幕がラッキーヒット。初日の昼過までに、丸々一個大隊が除去されるという大損害が発生してしまいます。さすがにこれは駄目だろうということで、9月18日の夕方までプレイしたところで協議終了。今回のプレイはここまでとしました。
プレイ後の感想戦では、初日の米軍は降下ゾーンから森の中に集結。集結した迫撃砲で、Best橋方面から独軍重火器を順次制圧。翌日のMcAuliffe准将率いる空挺砲兵と、英軍戦車の到着を待って、この支援下で攻撃するのが良さそう、という結論に。やはり火力の集中と諸兵科連合は大事だよね、という順当な結論となりました。
ちなみにシナリオ全体の半分弱をプレイしたここまでで、所用時間は3時間弱。物理的なスペースは結構必要ですが、前述のように実際の内容はミニゲーム規模。歩兵中心の序盤から、増援の砲兵・戦車へとエスカレートしてゆく展開自体は捨てがたい。勝利条件的には独軍有利ですが、経験者が米軍を受け持てば一日のんびりプレイできるシナリオではないかと思います。返す返すも、シナリオマップの収録がなくなってしまったのが惜しまれます。
そして最後のWEDシナリオ"Hell's Highway"は、マップ4枚に相応のユニットとアレな領域に。プレイヤーも両軍2名ずつは欲しいところですので、これは大型例会企画かな、と考えております。
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