The Race for Tunis : GCS 2013/02/23

今月の坂戸例会の本題は、ザハ氏とのOCS勉強会。
同氏とはＮ村の出入りするすべてのサークルで以前から顔をあわせてはいたのですが、いわゆるウォーゲームは初対戦だったりします。

The Race for Tunis: Tunisia - The Gamers(→)

当初はKasserine Passシナリオを予定していたのですが、当日は先の勉強会でお相手いただいたforger, S木両氏も来場。折角なので急遽予定を変更し、連合軍のチュニジア侵入からスタートするThe Race for Tunisシナリオの4人プレイに挑戦してみました。

というわけで始まったチュニジア戦役。初プレイのザハ氏とS木氏が連合軍を、forger氏とＮ村が枢軸軍を担当。連合軍は両者協議プレイで、枢軸軍はforger氏が独軍主体で内陸部を、Ｎ村がイタリア軍中心の北部海岸沿いの分割指揮となります。

南部迂回策から過激なリビア湾飛行場制圧・空輸作戦まで、喧喧諤諤の作戦協議の末に連合軍が採用したのは、ストレートな北部峡谷からのTunis直撃コース。Bedjo～Oued Zarga間の峡谷を塞ぐ独軍降下猟兵大隊と伊軍突撃砲大隊に対し、連合軍は砲兵をかき集め、コマンド大隊に支援された戦車部隊を投入するという正攻法で挑戦。まずは航空攻撃で降下猟兵を除去する事に成功します。

対する枢軸側は、Tunisから予備の第190戦車大隊を急派しますが、連合軍の準備砲撃により混乱。続く戦闘で突撃砲大隊を残して壊滅し、連合軍は渓谷を抜けるMedjez el Bab手前まで突破することに成功。揚陸されたばかりの第501重戦車大隊を含む枢軸側の反攻はいかに？というところで時間切れ終了となりました。

実際の両軍の会敵は、連合軍がMedjez el BabからTebourba Gapまで抜けたところで発生した模様ですので、枢軸側としてはもうちょっと引いて守った方が良かったのかもしれません。半端な防御よりも、反撃を見越した配置を心がけないといけないなぁ、といったところが反省点です。

プレイ時間は3ターンで4時間強ほど。ゲームは未だ序盤ですが、OCSの基本的なギミックは試せたかな、といったところ。ザハ氏および急遽巻き込んだ両氏とも、ご対戦ありがとうございました。

いすれにせよ補給と部隊の配分をマネジメントして、自分で戦線を作るところから始まる本シナリオはやはり面白い。機会あれば再戦してみたいと思いますので、勉強会参加の面々には引き続きよろしくお願いいたします。