HF Colonization game : GCS 2013/12/15
日曜のメインゲームには、坂戸シエラ会によるHigh Frontier最新ルールの人柱会を開催。
Colonization game, High Frontier - Sierra Madre Games(→)
というわけで、今回はAlive & Complete版の最新ルール(2013/12/04)を使用した3人戦。
変更点は先に書き出してありますが、ロボット解放者の弱体化と、TNO工場を持たない場合の大災害OPの仕様変更が主な改訂点となります。特に後者は、内惑星系のバナール研究所が多用されるプレイ報告に対し、プレイヤーを外惑星系へと誘導するテコ入れとなります。
今回の中国(forger氏)の清水建設(N村)は、それぞれLutetiaとVestaを開発する両者得意の定番戦略。両派閥ともGW級スラスターを開発し、TNOへの遠征隊を出発させたところで時間切れ終了。「未来」達成までは道半ば、といったところです。
対するNASA(S木氏)は、序盤のドタバタの末に懸案の金星作戦を決行。Mirror Steamer型スラスターの綱渡り的運用でCeresを工業化すると、同地でC型ロボノーツのQuantum Cascade Laser(ISRU:0)を開発。この最高のISRU能力を持つロボノーツを搭載したロケットは、3箇所のハザードを潜り抜けて金星へと降下。即座に金星を開発すると、同周回軌道までバナールを移動してバナール研究所を開設します。
さらに金星上で待機していたC型輸送船Palmer Swarm MirrorとNASAクルー、そしてバナールに登場してきた植民者が、バナール研究所で合流。これで条件を満たしたNASAは、「気候制御ミラーによるテラフォーミング」Climate Mirror Terraform Futureを宣言。金星のテラフォーミングを開始します。
しかし前述のルール変更により、この大災害OPロールは順当に失敗(成功率1/6)。暴走した気候制御ミラーの光がバナールを直撃し、NASAの主力スタックは蒸発。ソーラーシステム照射でオチがついたところで、時間切れ終了となりました。プレイ時間は3時間ほど。
ちなみに今回の仕様変更がなければ、成功率5/6で順当にNASAの優勢が確定するところでした。旧ルールでは極めて有効な戦略で、これは封じられたのも仕方ないかな、という感触です。とはいえ不人気のC資源から、早期にバナール研究所が設置できるというメリットは健在で、依然警戒が必要な戦略ではあります。C型サイトと、Solar Pumped MHD Excimer Laser型ロボノーツの組み合わせには要注意です。
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