HF Interstellar game : GCS 2013/12/14
土曜日の小ネタの合間に、forger氏を捕まえて最新ルールでのInterstellar動作確認を実施。
Interstellar game, High Frontier - Sierra Madre Games(→)
シリーズルールのAlive & Complete版へのリライトと前後して、Interstellarのパートも修正が入っていたため、今回はこの確認も兼ねた人柱プレイ。
主な変更点は、最初に購入したカードの恒星船への搭載にコストが不要となった点と、出発前にコストを消費して系外惑星探査を実施しておけるようになった事。特に事前に居住可能惑星の有無が確認できるのは大きく、片道切符におびえることなく出発が可能となりました。
というわけで、今回は系外惑星探査でアルファ・ケンタウリAlpha Centauriに居住可能惑星を確認し、同星系を目標とした植民船を作成。大推力のColliding FRC 3He-D Fusionスラスターを搭載した高速船で、1世紀以内の到達を目指します。この高性能なスラスターのサポートシステムに費用を割いたこと、また居住区の軽量化のため、乗員は人間3枚、ロボット2枚の少数精鋭となりました。
結果は航路序盤に2枚の人間クルーが、アルツハイマー病により相次いで死亡。また最後に残された人間クルーも、次世代を残すことなく航路半ばにして事故死してしまいます。この時点で船内に残されたクルーは、スマートペットSmart Petと保安システムSecurity Systemの2枚のロボットのみ。
唯一残された希望は、保安システムのネットワーク能力で地球との通信を維持。この地球からの支援により、スマートペットをバイオ技術者能力を持つ裏面へと発展。そしてこのバイオ技術により、遺伝子バンクから直接人間植民者を養成するという、アクロバティックな手段のみとなります。
スマートペットの教育は遅々として進まなかったものの、人間不在の恒星船は8ターン96年の歳月をかけてアルファ・ケンタウリまで1/4光年の地点まで到達。しかしこの最終減速のアプローチ中に、老朽化していた両ロボットは相次いで機能を停止。すべてのクルーを失った、無人の恒星船だけがアルファ・ケンタウリに到達し、植民計画は失敗に終わりました。プレイ時間は1時間弱。
やはり少数精鋭の場合こそ、定数一杯のクルーを心掛けないとトラブルに対処できない模様。スケールメリットと冗長性は大事です。
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