A Distant Plain : YSGA 2014/07/27
今月のYSGAでは、山崎雅弘氏をお迎えしてのA Distant Plainを開催。
2005-2013: A Distant Plain - GMT Games(→)
今回は初プレイのお三方へのインスト戦。午前中にインストを兼ねて1プロパガンダ分をプレイし、感触をつかんでいただいたところで一旦終了。午後に本戦を開始いたしました。
序盤は逃げ切りを目指す連合(堀場氏)が、順当にアフガンの泥沼に引きずり戻されたところからスタート。代わって南部パシュトゥン族州に浸透するタリバン(山崎氏)と、汚職プレイに走る政府(N村)が台頭してきます。また長期戦に切り替えた連合は、Kabul周辺の高人口地域にくまなく基地を配置。この監査団によるディフェンスで、政府は首都近郊の汚職拠点を喪失。しかたなく南部の要衝Kandaharを自力で確保し、こちらに横流し拠点を移転します。
また中盤には、タリバンゲリラが大挙してKabulに侵入。COIN側は市内に基地を設置される瀬戸際まで追い込まれ、今更ながら連携してこれを撃退します。さらに業を煮やした連合は、Kabulに基地を2個置きして憂いを絶つとともに、大規模な増派を決定。逆にタリバン支配地域へと斬りこみます。この反撃で大きな損害を受けたタリバンは、辺境エリアへの展開と政府への浸透で対抗。さらにこの浸透でパトロネージを削られた政府が、統治で政府支持を浸食と、三つ巴の戦いが続きます。そしてわれ関せずの軍閥(M氏)は、黙々と麻薬農場の開拓と麻薬取引に勤しみます。
そして終盤第4キャンペーン。十分なリソースを蓄積した軍閥が、買収攻勢を開始します。矢面に立った政府は、急速にキューブを減らしますが、これまでの汚職プレイが祟って、リソース不足で身動きが取れません。また密かに足ぬけのタイミングを計った連合が、ここにきて大規模な撤退を実施。見事プロパガンダを引き当てます。もちろん抜け駆けを許さぬ政府が、空気を読まぬ汚職で政府支持を削り、連合の勝ち抜けを阻止。しかし連合総撤退で大きく非支配地域を伸ばしていた軍閥が、最後の手番でNuristanに大部隊で展開。同地のタリバン支配を崩して勝利条件を満たし、漁夫の利の軍閥勝利に終わりました。プレイ時間は4時間ほど。
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