MacArthur's Triumph : GGG 2014/10/12
初めてのOperational Combat SeriesとしてKoreaをプレイし、その足でリプリントのオーダーを入れてから2年半。
ようやく再販なった本作を、GGGにてプレイしてみました。
Korea: The Forgotten War - MMP(→)
朝鮮戦争最初の1年間、1950年6月から1951年6月の機動戦を扱ったOperational Combat Series作品(2003)。フルマップ3枚に朝鮮半島全域を収録し、ユニット規模は連隊(国連軍)、師団(共産軍)。その筋の識者によると、形は大きいですがOCSとしてはユニット密度が低く、割合手軽に半島を往復する機動戦が味わえる好ゲーム、とのことです。今回使用したのは、この再版版となる2014年版です。
MacArthur's Triumph
今回は朝のウォーミングアップに、仁川上陸作戦を扱ったミニシナリオをS木氏とプレイ。国連軍の上陸からゲームを開始し、3ターン半でソウル全市の解放を目指すタイムアタックです。
S木氏国連軍の上陸第1派は、米海兵隊第1師団。圧倒的な支援火力と部隊錬度で北朝鮮軍守備隊を圧倒すると、突破戦闘で金浦空港を奪取。さらに後続を待たず、海兵隊3個連隊のみでソウル市街へと突入します。
しかしさすがにこれは拙速で、北朝鮮軍歩兵師団(1個連隊欠)を相手に双方1個連隊の損害で痛み分け。海兵隊は一旦郊外へと退却します。また南部から漢江渡河点に駆け付けた北朝鮮軍自動車化歩兵連隊と、この連絡線確保を目論む海兵隊戦車大隊との間で遭遇戦が発生。まさかの逆奇襲で戦車大隊が壊滅し、本作戦最大の危機を迎えます。
とはいえ対する北朝鮮軍も、ソウル近郊の部隊は砲爆撃で身動きが取れず。特に戦艦ミズーリを基幹とする水上打撃グループと、空母から反復攻撃するコルセアとスカイレーダーの阻止攻撃が猛威を振るいます。また北部からソウルへの後詰めに長躯駆けつけた北朝鮮軍も、1個師団が海兵連隊のオーバーランで壊滅するなど、こちらはこちらでつけ込む隙のない状況。そうこうするうちに上陸第2派の米軍第7歩兵師団が仁川に到着。国連軍は危機を脱します。
北朝鮮軍は辛うじて最後の1個師団をソウルに滑り込ませ、勝敗は最終ターンまで持越し。最終的に国連軍2個師団の総攻撃が成功をおさめ、国連軍の勝利に終わりました。プレイタイムは2時間強。
両軍合わせて20ユニット程度のミニシナリオですが、少ない部隊をやりくりするパズル的な面白さは中々。陸海空のルールを駆使しなければならず、ルール確認にもちょうど良いシナリオでした。
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