Fire in the Lake : YSGA 2014/11/23

久しぶりのYSGAでは、COINシリーズ新作のインスト戦を開催。
そういえばFire in the LakeはYSGAでは未プレイでした。

Fire in the Lake - GMT Games(→)

Short: 1965-1967, Westy's War - Escalating battle for the South

まずはルール確認のため、お試しショートシナリオ。
各プレイヤーとも勝手がつかめぬ中、US（Ｎ村）のマークが甘く第1クーデターでARVN（一味氏）が汚職で差し切ってあっさり勝利。プレイ時間は2時間弱。

Full: 1964-1972, Nam - Cockpit of the Cold War

昼食をはさんでの2戦目は、担当陣営を入れ替えてのフルシナリオ。

様子見から最初に飛び出したのは、暫定指導委員会体制下で急速にパトロネージを蓄積したARVN（Ｎ村）。当然ながらUS（Ken氏）に警戒され、汚職摘発がきつくなり一旦沈みます。

こうしたCOIN側の内輪揉めを横目に、中盤には「PT-76」で強化されたNAV（一味氏）が「Easter Offensive」で南北から南ベトナムに侵攻。このうち北部NAV部隊はUSの反攻作戦により一撃で蒸発しますが、南部メコンデルタでは現地のARVN基地を占領。汚職拠点を失ったARVNには、踏んだり蹴ったりの展開です。

さらに正規軍を再建したNAVは、「Uncle Ho」による再度の侵攻作戦を準備。しかし今度は「Linebacker II」で潰され、NVAのリソースが壊滅。同カードの効果で余剰兵力を回復したUSが、一転して首位へと躍り出ます。

この間に、パトロネージ戦略で切り捨てられていた地方部に、VC（Cedermt氏）が浸透。反政府支持を広げて2位に浮上し、1位のUSと共にサドンデスラインを突破。US/VCの2強による得点レースに入ったところで時間切れ。ARVNも地域支配戦略に切り替え、反政府支持／COIN支配のwin-win戦略で追いすがるも一歩及ばず。第4キャンペーン半ばで協議終了となりました。プレイ時間は5時間弱。