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Yunnan : GCS 2015/01/24

先日のYSGAでのBurmaプレイの際、堀場氏よりご紹介いただきました同作拡張モジュール。さっそく公式サイトより入手し、マップを用意してプレイしてみました。

Yunnan, Burma - MMP()

Operational Combat Series, Burmaの公式拡張キット。日本軍ビルマ方面軍北東部、第56師団の配備された中国雲南省との国境地帯を追加するモジュールです。上記リンク先のサポートサイトからダウンロード可能で、1/4マップ程度の追加マップとルールを収録。登場する日本軍第56師団と中国軍雲南遠征軍のユニットは、Burma本体収録のものを使用します。プレイ方法としては本体のキャンペーンシナリオに接続してのプレイに加えて、本モジュールのマップのみを使用したミニシナリオを収録。今回はこちらをプレイしました。

シナリオは1944年5月、中国軍雲南遠征軍の攻撃から始まるいわゆる「拉孟・騰越の戦い」。ターン数は無制限で、中国軍が損害を受けた戦闘フェイズに1/12の確率でゲーム終了。終了時に日本軍が確保していた集落と、残存ユニット数で勝敗が争われます。

ちなみに登場する日本軍と中国軍は、質対量にも程があるという極端な構成。日本軍は第56師団が大隊ユニットで登場。個々の戦闘力は最低ですが、歩兵大隊のARはすべて最高値の5。対する中国軍雲南遠征軍は、初期配置だけで9個師団が登場するものの、練度はいずれも最低値(AR1か0!)。増援で登場する虎の子の第1師団がAR2という惨状です。

このため上記の終了条件とあいまって、攻撃側の中国軍は数の優位を生かして日本軍を包囲。無理攻めはせず損害を抑え、補給切れで締め上げる消耗戦を挑みます。これに対して練度に勝る日本軍が積極的に反撃。ステップロスを強要して中国軍の継戦意思を削ぐ、という展開となります。

Burma_2015012402a

今回中国軍をお願いしたForeigner氏も、上記の戦略を踏襲。東西に伸びるビルマロードに広がる日本軍拠点に対し、最前線のLa-meng(拉孟)を包囲にとどめ、主力は北部からから日本軍後方に回り込む動きを見せます。対する日本軍は、La-mengを囲む中国軍に果敢に反撃。後詰の歩兵第113連隊第2大隊は、2度にわたりLa-mengを囲む中国軍師団を撃退。練度の差を見せつけます。しかしさすがに3度目はなく、第3次攻撃の失敗で大隊壊滅。La-mengの第1大隊は中国軍の包囲に陥ります。

Burma_2015012404a

こうした最前線の激戦をよそに、南部では中国軍がひそかに戦略移動モードで日本軍の後方へと迂回。第56師団全体の補給路妨害を目論見ます。対する日本軍は、この進路に1個大隊を派遣。敵が戦略移動モードであれば必勝の好機と、この歩兵第146連隊第3大隊に中国軍第76師団への攻撃を命じます。しかし順当に攻撃側奇襲となったこの戦闘で、第3大隊はまさかの壊滅(ピンゾロによりAL1/Do1)。攻撃を切り抜けた第76師団は、Wanting(蜿町)付近でビルマロード進出。日本軍の後方連絡線封鎖に成功します。

※2015/01/25追記:上記は戦略移動モードの戦闘力[0]の適用忘れによる処理ミス。コメント参照。

Burma_2015012406a

慌てた日本軍は、2個大隊を派遣して第76師団を再度攻撃。しかし必勝を期したこの攻撃(6:1/AR+5)も、Ao1/DL1o1であえなく失敗。翌ターンの日本軍全体の補給切れが確定し、日本軍はもはやこれまでかと肩を落とします。しかしこの王手寸前の局面で、日本軍の猛攻に疑心暗鬼となった中国軍司令部は、作戦中止を決定(DL1によるステップロスで、シナリオ継続判定に失敗)。勝利寸前の中国軍が撤退し、両軍唖然の日本軍逆転勝利に終わりました。プレイ時間は2時間強。

やっつけのミニシナリオかと思いきや、両軍の特性を生かしたシナリオ展開もなかなか。小粒ながら思わぬ拾い物の追加モジュールでした。

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コメント

BURMAの雲南戦線、興味深く拝見させていただきました。
なかなか白熱する展開になりそうで、おもしろそうですね。

ところでルールに関してひとつだけ疑問点がありましたので確認させてください。
戦略移動モードのユニットは戦闘力、ARともに0になる(5.8)ので、戦力比は右端を用いる(9.14a)ことになりますから、たとえピンゾロでも修正後の出目は7となりリ攻撃側の勝利になると思ったのですが、いかがでしょうか?
なにか間違っていましたら、申し訳ありません。

投稿: さとう | 2015年1月25日 (日) 02時01分

ご無沙汰しております。
確か「戦闘力0」の方を失念しており、うろ覚えの「戦闘力1」を基準にコラムシフト等を適用しておりました。
あまりの展開の衝撃に、確認を怠っておりましたが、取り急ぎ処理ミスのコメントを追加いたしました。
さすがにここまで極端な結果にはならないようで、安心いたしました。ご指摘ありがとうございます。


投稿: N村 | 2015年1月25日 (日) 07時36分

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