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Operation Queen : 平日会 2015/06/25

今週は久しぶりに秋葉原平日会を開催。例によってForeigner氏とBeyond the Rhineを対戦してきました。
同日は顔見知りのウォーゲーマー氏も対戦に来場。平日の秋葉原で、2卓のウォーゲームが並べられる椿事となりました。

S6.4 Operation Queen, Beyond the Rhine - MMP()

1944年11月半ば。Aachenを占領した連合軍が、Roer河の渡河点であるDurenをめざし、ヒュルトゲンの森から西方防壁の突破を目論むミニシナリオ。Beyond the Rhine収録中では最小のシナリオで、使用する範囲は青ディスクで囲まれた範囲のみ。9ターンで赤ヘクスマーカーの配置された3つのへクス(右端がDuren)を確保すれば連合軍の勝利です。写真では左端マーカーの配置場所が間違っていますが、正しくは20.31の渡河点です。

Btr_s4_2015062501a

連合軍の戦線から、目標までの距離はわずかに3-4ヘクス。この決着までに9ターンを要する時点で、危険な香りがプンプンします。問題は戦線の南北に横たわる西方防壁West Wallのヘクス。同ヘクスはClose地形であることに加えて、連合軍の突破の結果を無視。さらに空の状態でも1レベル陣地の扱いで、強化も可能。本シナリオでは軒並み2レベルに強化されています。また連合軍に占領された場合でも、隣接ヘクスに独軍ユニットが存在すれば、連合軍ユニットの有無に関わらず補給線を遮断するという強烈な効果が与えられています。従って最低でも連続した3ヘクスの突破口を開かなければ、陣地線を抜ける補給線を設定することができません。もうこの時点で帰りたくなる連合軍です。

N村は攻撃側の連合軍を担当。シナリオは特別ルールの絨毯爆撃Carpet Bombingから開始。連続した2ヘクスに対して最大火力の砲爆撃を叩きつける……のですが、結果は煮え切らないDGのみ。気を取り直した連合軍は、3個軍団合計6ユニットの36火力砲兵、そして12ユニットの攻撃機、戦闘爆撃機による猛攻を開始。しかし独軍もこれに負けじとリアクション砲撃を展開。双方の最前線がDGマーカーで覆われる、激しい砲兵戦が続きます。結局連合軍は、5ターンがかりで南北にそれぞれに2ヘクスの突破口をこじ開けますが、午後一杯のプレイはここで時間切れ。進出距離はわずか1ヘクスに留まりました。

Btr_s4_2015062506a

ここから残り4ターンでRoer河を渡れるかは微妙なところで、バランスは悪くなさそうです。とはいえ規模は小さいですがチュートリアル用ではなく、OCSで陣地戦をやるとこうなる、というところに重点が置かれたシナリオのようです。今回も攻撃支援に、防御側のリアクション砲撃、戦線後方への阻止砲撃に対砲兵戦と、両軍ともさまざまなテクニックが試されました。連合軍としては、秘蔵の108火力軍団砲兵を使いそこねたのが残念なところです。

というわけで凄惨な陣地戦と砲撃戦に力尽きた両軍は、折よく到着したHA氏とビールクズ会へと繰り出したのでした。見物各位を含め、皆さんお疲れ様でした。


Finnish_trilogy_2015062501a

オマケの写真はForeigner氏持参のThe Finnish Trilogy()。
思いつきを全部詰め込みました感が懐かしい、豪華なコンポーネントが披露されました。

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