Hail Mary, Full of Grace : GCS 2015/08/22
先日のGGGに引き続き、It Never Snowよりミニシナリオを対戦。
S5.7 "Hail Mary, Full of Grace", It Never snow - MMP(→)
Foreigner氏提供。第82空挺師団のWaal渡河から始まる、中州の突破戦をあつかった5日間のシナリオ。連合軍はNijmagen道路橋、そして対岸の中洲のLent, Oosterhout, Bemmel, Elstをすべて占領すれば勝利となります。オリジナルのコンポーネントでは2枚のマップの継ぎ目の一部を使用しますが、今回はForeigner氏謹製のシナリオマップでのプレイです。
N村の担当は独軍。第1ターンに渡河してきた空挺歩兵スタックに対し、独軍は装甲部隊を集めて水際で反撃。翌日の午前中には、これを完全に掃討することに成功します。またNijmagen市内でも連合軍の攻撃は振るわず、初日は鉄道橋、道路橋とも独軍が保持。2日目には鉄道橋南岸が陥落しますが、88mm高射砲中隊の配備された道路橋は、3日目まで持久することに成功します。
こうして2本の橋をはさんだにらみ合いとなり、独軍優勢かと思われた戦況でしたが、連合軍に増援の第43歩兵師団が登場すると状況は一変。水陸両用車のDUKWを装備し、架橋装備不要で大河川を渡河可能な同師団は、Nijmagenの両翼に展開して渡河の隙をうかがいます。独軍はこの対応に追われますが、毎ターン地上戦と無関係に到来する空襲により予備兵力が枯渇。このアヒル軍団の渡河を許してしまいます。
残り2ターンで上流を渡河して橋頭堡を築いた連合軍は、オーバーランと突破移動を駆使して独軍の後方に浸透。最終ターン突破フェイズのオーバーランで、すべての目標へクスの確保に成功します。対する独軍は前線の部隊を引き抜いて反撃。なんとかOosterhoutの奪回に成功し、独軍の判定勝ちに終わりました。プレイ時間は3時間ほど。
というわけで最終ターンまで勝敗のもつれ込む良シナリオ、と言いたいところですが、シナリオ名でもある序盤の渡河作戦の結果が勝敗にほとんど関係なく、空襲による部隊削りとDUKW部隊の渡河で勝敗が決まった展開には両プレイヤーとも違和感。先にプレイしたシナリオも含め、どうも本作はキャンペーンメインで、ミニシナリオは設定が甘いんじゃないの?という話題で今回は終了となりました。
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