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Invasion of South Korea : 猿遊会 2015/10/03-04

昨年は見学のみで終わったため、猿遊会でのプレイは2年ぶり。
恒例のGTS会期待のGTS:The Greatest Dayは間に合いそうもないため、今年の出し物はマイブームのOCSに決定。参加者とシナリオのバランスから、Korea開戦シナリオのチョイスとなりました。

S5.2, Invasion of South Korea, Korea: The Forgotten War - MMP()

6月末の開戦から仁川上陸作戦が一段落する9月末まで、朝鮮戦争の第一幕を扱ったミニキャンペーン。今回は北朝鮮軍3名(KND氏、もっちひ氏、N村)、国連軍2名(紫龍氏、Foreigner氏)の計5名が参加。北朝鮮軍はソウルを狙う主力の第1軍団をKND氏、半島中央の北朝鮮軍第2軍団をもっちひ氏、戦線後方の独立部隊諸々と兵站管理をN村が担当しました。

ちなみに兵站担当の業務ですが、毎ターン登場する補給ポイントを両軍団に分配し、鉄道とトラックを用いて各軍団が指定する補給デポまでの輸送を担当。両軍団長には、前線指揮に専念していただく分担としました。ちなみにプレイしてみるとこの兵站業務も結構面白く、運ぶ先からイケイケのKND将軍に消費される自転車操業はこれはこれで愉快な経験でした。

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ゲームの展開ですが、北朝鮮軍は第2-3ターンにダブルムーブを獲得。ソウルに韓国軍首都師団と第1軍団司令部を包囲することに成功します。韓国軍紫龍将軍は、1個連隊にソウル死守を命じると重装備を放棄して脱出(12.8e)。素早い決断により、全部隊が包囲をすりぬけて脱出することに成功します。特に第1軍団司令部は、3日後には釜山に登場する見事な逃げっぷりです。

またこのソウル包囲に呼応して、半島中央部から長躯浸透したオートバイ連隊が大田の韓国軍大田補給集積所を奪取。さらにソウル南方に進出していた戦車部隊が、これを足掛かりに一気に南下。北朝鮮軍第1軍団は、7月半ばには半島南部に姿を現します。とはいえ予想外の進撃に、北朝鮮軍の兵站も枯渇気味。第1軍団は洛東江手前で停止すると、併進する第2軍団の到着を待つ戦線整理に着手します。

ちなみにこの北朝鮮軍オートバイ連隊、過去のプレイでは弱体な戦力と燃料必須の移動から持て余し気味だったのですが、今回は大田を皮切りに各地を転戦。戦車部隊突破の後衛から馬山包囲一番乗りまで、北朝鮮軍の貴重な機動予備として重宝されました。

というわけで洛東江をはさんで小休止となるかと思われた半島状況でしたが、第1軍団長KND将軍が、北朝鮮空軍に大邱の偵察攻撃(爆撃コラムシフトからの配備ステップ数推測)を要請したことから事態は急変。未観測と弱体な爆撃力から、誰も期待していなかったこの爆撃がなんと成功(1/12)。同地に駐留していた米軍2個連隊を混乱させる被害を与えます。

この戦機に俄然やる気を出したKND将軍は、第1軍団の補給をかき集めて大邱を包囲強襲。見事これに成功し、はやくも洛東江東岸に橋頭堡を築きます。勢いに乗る北朝鮮軍は、大邱から釜山への南下を開始。しかし天候の回復により国連軍の航空支援が投入されると、密集していた北朝鮮軍先鋒は次々と混乱。国連軍砲爆撃の猛威を味わった7月末で、初日のプレイは終了となりました。

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続く2日目。山地を走破してきた第2軍団もようやく釜山戦線に到着。第1軍団も攻勢を自重し、第105戦車師団を馬山方面に迂回するなど、第2次攻勢の準備を進めます。兵站担当も辺境の補給をかき集め、釜山戦線へと輸送。さらに歴戦のYak戦闘機隊を大邱飛行場へ進出させる総力戦となります。

この時点で北朝鮮軍釜山戦線の補給備蓄はほぼ枯渇。以後は毎ターン供給される補給ポイントをやりくりしての自転車操業が続きます。北朝鮮軍のターンあたりの補給量は平均2.5SP。これをおおむね第1軍団に1.5SP, 第2軍団に0.5SP, 空軍や独立部隊、戦略予備に0.5SPで配分していました。前線への輸送については、国連軍が航空阻止を外しまくっていたため、平壌から釜山までの複線鉄道がフル活用できたのが助かりました。とはいえ虎の子の第105戦車師団を活性化するだけで1SPの消費です。盤面では一見優勢な北朝鮮軍でしたが、前線では綱渡り的な補給運用が続きます。

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といった状況の8月上旬、北朝鮮軍は第1次釜山攻勢を開始。第1軍団KND将軍は馬山方面から戦車部隊を突破させ、馬山港を孤立させるとともに厄介な米軍砲兵を撃破します。また呼応して浦項南部で攻勢に出た第2軍団もっちひ将軍は、蔚山北部の海岸に米韓軍3個連隊を包囲することに成功します。対する国連軍は、戦線後方に浸透した第209戦車大隊を海兵隊が包囲撃破し、釜山西側の洛東江沿いに戦線を整理。また蔚山ポケットの解囲を試みますが、こちらは北朝鮮軍第2師団が2ステップロスを耐えて攻撃失敗。国連軍の海路脱出により、蔚山も北朝鮮軍の手に落ちます。

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続くターン、北朝鮮軍第1軍団は最後の補給を吐き出した第2次攻勢を開始。逆奇襲をものとせず、洛東江にこじ開けた突破口から予備の第6師団が突入。釜山両へクスをZOCに捕らえることに成功します。これにより釜山港が閉塞され(19.0a)、悪天候により空輸も不可能となっていたため、国連軍は橋頭堡内の戦力だけでこれを撃退し、釜山の港湾能力を回復させなければなりません。この重責を負ったのが、海兵隊第5連隊を基幹とする戦闘団。幸か不幸か釜山に隣接する北朝鮮軍が砲撃のみで消滅してしまったため、海兵隊には洛東江の北朝鮮軍橋頭堡を攻撃し、その足で突破口をふさぐという任務が課せられます。しかしこの橋頭堡攻撃がまさかの失敗に終わり、海兵隊は撤退混乱。釜山港の解放には成功したものの、依然釜山への回廊が解放された状態で国連軍ターンが終了します。

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ゲームとしては翌ターンで国連軍が先攻を取り、防備を固めればまだ持久も可能でしたが、さすがに2日にわたる激戦で両軍プレイヤーとも疲労困憊。この第14ターン(8/8)終了の時点で、国連軍投了により協議終了となりました。ちなみにこの時点で北朝鮮軍に残された補給は、大邱に1T, ソウルに1SP, 平壌1Tのみ。北朝鮮軍にとっても薄氷の勝利でした。

2日間のプレイ時間はのべ12時間ほど。参加者の皆さん、特に困難な退却戦を担当した国連軍の両氏、お疲れ様でした。

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