Wing Leader 2戦 : GGG 2015/10/11

「艦これRPG」に続いては、「王たちの同人誌」を挟んでこの日の本題のWing Leaderを2戦。
ちなみに「王たちの同人誌」ですが、計4戦の3戦目に「闇の同人王の帰還」でトップから「壁サークル」を引きはがし、最終戦で堅実な同人誌を完成させて逆転勝利に終わりました。

Wing Leader: Victories 1940-1942 - GMT Games(→)

というわけでマイブームのWing Leaderを、Foreigner氏と連戦。

V08 Jagdgeschwader Molders, 1942/08/04, Russia

爆撃目標：Artillery, Troops
攻撃側（露）：IL-2(*12)×2, LaGG-3(*12)×2
迎撃側（独）：Bf109F-2(*2)×2

独軍砲兵陣地へのシュトルモビクでの攻撃シナリオ。迎撃側の独軍（Foreigner氏）はわずか2編隊（各2機）ですが、いずれもベテランかつエースパイロット付き。対する4スコードロン24機のソ連軍（Ｎ村）はすべて新米と、典型的な質対量の対決です。

練度には劣るものの、先手を取ったのはソ連軍戦闘機隊。それぞれ独軍編隊を正面射撃に捕らえると、空中戦で拘束。この間に爆撃隊は目標への滑空爆撃のアプローチに入ることに成功します。

と、ここまでは完璧だったのですが、新米戦闘機隊は独軍にろくな損害も与えずあっさりと疲労。「任務は果たした」と帰投コースへ。また爆撃隊は爆撃隊で、いずれも明後日の方向に爆弾をばら撒くという体たらく。さらにソ連戦闘機隊を振り切った独軍戦闘機に捕まり、散々に叩かれてモラルブレイク。編隊を維持できず脱出点も失います。

幸いにもIL-2の頑丈さから、被撃墜機自体は爆撃隊3機、戦闘機隊2機に留まり、得点上はギリギリの引き分け。とはいえミッションは完全な失敗ですので、実質的にソ連軍敗北の結果でした。

ちなみに本シナリオのプレイ時間は30分ほど。経験者同士の対戦とはいえ、この手軽さは驚きです。

V07 Malta Recce, 1941/04/11, Malta

偵察目標：Airfield, Hvy Flak
攻撃側（独伊）：Bf109E-4(*8)×1, Bf110C-4(*1)×1, MC.200(*8)×1, CR.42(*4)×1
迎撃側（英）：Hurricane Mk.IIA(*4)×1, Hurricane Mk.I(*8)×1

独ソ戦があっさりと終了してしまったため、続けて2戦目へ。今度はマルタ島飛行場に対する独軍の偵察シナリオです。

本シナリオではBf110C-4のフライト（1機編成）が偵察任務を担当。飛行場に対して水平爆撃と同様のアプローチに成功すればミッション成功となります。ここで問題となったのが、目標飛行場手前まで続く低空の雲海。目標上空では雲は切れているのですが、偵察行程中に視線を維持するためにはある程度の高空を通過するか、雲の下に潜り込まねばねりません。

今回の独軍（Foreigner氏）は、英軍が哨戒ポイントを高空と雲海上に設定したことを確認すると、偵察機と護衛のBf109を一気に急降下。雲に突入して姿をくらまします。偵察機を見失った英軍は、慌てて哨戒ポイントの再設定を試みますが後手に回り、飛行場上空でHurricane Mk.IがようやくBf110を捕捉。しかしここにBf109が割り込み、Hurricaneの攻撃をブロック。英軍のヒットを吸収して偵察機を離脱させます。

さらにBf109がMkIをドッグファイトに拘束したことで、Bf110の離脱が確定。英軍は遅れて到着したHurricane MkIIもドッグファイトに投入し、腹いせのスコア稼ぎを試みますが、両軍の結果はほぼドロー。疲労したBf109とHurricaneが帰還してゲーム終了。結果は偵察成功分のVP上乗せにより、枢軸軍の勝利となりました。プレイ時間は1時間ほど。

ちなみにイタリア軍機は、、足手まといとなる事を懸念され高空をのんびりと通過。戦況に関与することなく終わりました。