坂戸シエラ会 : GCS 2015/11/29

土曜日のNeanderthalがKND氏に好評だったため、翌日曜日も同氏未プレイの新旧シエラ作品をプレイしてみようという運びに。
というわけで、今月は土日合せて4戦のSierra Madre Games祭りとなりました。

「オン・ザ・フライト・デッキ」国際通信社(→)

まずは朝の小ネタから。ミッドウェイ海戦をモチーフにした、空母飛行甲板上の艦載機マネジメント協力ゲーム。
発進させた艦載機の得点で勝敗が争われ、また母艦が沈没すると全員敗北となります。

今回は日曜朝の時間調整に4人で2戦。
1戦目は終盤に駆逐艦カード（母艦沈没時でも救出されるため一人勝ち）を入手したＮ村が米軍の猛攻を仕掛けますが、あと一歩及ばず母艦生還。
2戦目はなんとか一致協力して米軍の攻撃を凌いだかと思いきや、最後のSBDを最下位プレイヤーが「死なばもとろも」と見逃して全員敗北に終わりました。

Pax Pamir, Power & Empire in Afghanistan, 1823-1845 - Sierra Madre Games(→)

KND氏（露）、Foreigner氏（英）、Ｎ村（アフガン）での3人戦。
今回はセットアップで忠誠対象の帝国がきれいに別れたため、各プレイヤーとも提携帝国を伸ばす堅実な展開に。
経験者2名にマルチ巧者のKND氏の組み合わせということもあり、第1トップルから気の抜けない展開が続き、膠着した情勢にプレイは長期化。結局第4トップル失敗の引き分けに終わりました。プレイ時間は3時間ほど。
3人プレイは提携帝国が固定化するため、勝ち抜けが難しくなるのが難点のようです。むしろ2対1で状況を流動化させる戦略が良いのかもしれません。次の機会に試してみようと思います。

今回のプレイでは、別売りオプションのPax Pamir Gameboardを使用。なくてもプレイに支障はありませんが、あればあったで便利です。またマーケットが配置されているのは、先日も使用したForeigner氏作成のマップ＆マーケットシートです。
ちなみにPax Pamir Gameboardの裏面がPax Porfiriana用のマーケットボードになっていますので、2枚揃えて裏表で並べるとマップとマーケットが両方とも利用できます（信者脳）。

Origins: The Age of Reason - Sierra Madre Games(→)

続いては同メンバーにて、Sierra Madre Gamesの出世作となったOrigins（拡張入り）をプレイ。
Pax Pamirが予想外の長期戦となったため、Age IIIあたりまでのお試しプレイができれば御の字と考えていたのですが、こちらはこちらで過去にないスピード展開。Age Iこそ手間取りましたが、続くAge IIは一瞬で通過。通常ならエネルギー2確保に手間取るAge IIIも、カードプレイとダイス運に恵まれ難なく突破。Age IVまで3時間ほどで駆け抜けて終了となりました。

勝敗の方は、クロマニヨン人（Ｎ村）が他の種族に先駆けてAgeIV突入。しかし技術重視で文化発展を後回しにしていたため、追い上げる北京原人（Foreigner氏）が先んじてゲーム終了フラグを達成。抜け目なく文化面も発展させていた北京原人とネアンデルタール人（KND氏）の同点勝利に終わりました。