GGG 11月例会 : 2015/11/08
先週の坂戸に引き続き、GGGでもシエラ新作のテストプレイ会を開催。
Pax Pamir, Power & Empire in Afghanistan, 1823-1845 - Sierra Madre Games(→)
写真のマップは別売りの純正品ではなく、Foreigner氏謹製の自作品。先週の初プレイから一週間での素早い仕事です。
今回は経験者4人戦。露露・英英の拮抗状態から、Foreigner氏が英→アフガンに鞍替えした露露・英・アフガンのロシア優勢の状況で序盤は進行。そしてほぼ最短で第1トップルが登場たところで、アフガン情勢は急転します。
まずロシア首位のYND氏の勝ち逃げを阻止するため、ロシア2位のN村がインド軍団に渡りをつけてイギリスに移籍。一気にイギリス首位に躍り出ます。もちろんこれも阻止されましたが、以後は誰かの勝利を阻止すると、別の誰かがリーチに達するという玉突きが延々と発生。サドンデス阻止のため、各プレイヤーとも長考を重ねるバトンリレーが続きます。
そして最終的にイギリス2位のスパイ大国S木氏が、スパイ不足に悩むロシアに移籍したことが勝敗を決める決定打に。スパイ数を見落としていた他のプレイヤーを出し抜き、YMD氏が第2トップルを切ってロシアの覇権が確定。ロシア首位のYMD氏の勝利となりました。プレイ時間は2時間強。
ここまでプレイを重ねての感想ですが、軍民の両面にわたる紛争とトップルによる勝利判定はCOINシリーズに非常に近い感覚で、「能動的にプロパガンダ(トップル)を発生させられる軽快なCOIN」という印象です。テーマはやはりマイナーですが、同シリーズのファンの方にもお勧めできるゲームです。
「バトルシップ・カーニバル」- 国際通信社(→)
Pax Pamirに続き、若干メンバーを入れ替えてのインスト4人戦。
今回は3名が採用→引き分けによる2VPを獲得する長期戦で、最終戦の敵戦艦は18インチ砲搭載のコロラド。対するコンペの勝者は、速度とコストで他を圧倒した、もはや戦艦を名乗れるのかも怪しい船体軽量化版のシャルンホルスト。
この採用時点で担当S木氏の勝利は確定していたのですが、「これは酷い」と折角なので最終決戦へ。18インチ砲弾がかすれば即死との周囲の見立てをよそに、高速で逃げに逃げたシャルンホルストはついに引き分け。「時代は戦闘巡洋艦」とS木氏の勝利に終わりました。プレイ時間は2時間ほど。
| 固定リンク
「GGG」カテゴリの記事
- The Bulge : GGG 2018/01/14(2018.01.14)
- Grozny & Kolwezi : GGG 2017/11/12(2017.11.12)
- Colonial Twilight : GGG 2017/10/08(2017.10.08)
- Pax Renaissance : GGG 2017/10/08(2017.10.08)
- Bios Megafauna : GGG 2017/09/10(2017.09.10)
「きょうそうシリーズ」カテゴリの記事
- GGG 11月例会 : 2015/11/08(2015.11.08)
- バトルシップ・カーニバル : 家庭内 2015/11/03(2015.11.03)
- バトルシップ・カーニバル : GCS 2015/10/31(2015.10.31)
- バトルシップ・カーニバル : 家庭内 2015/10/25(2015.10.25)
- 戦艦狂騒曲 : YSGA 2015/08/15(2015.08.15)
「Pax Pamir」カテゴリの記事
- Pax Pamir 2nd : 家庭内 2020/05/16(2020.05.16)
- 2019年N村的ベストウォーゲーム(2019.12.23)
- Pax Pamir 2nd : GGG 2019/07/14(2019.07.14)
- Pax Pamir 2nd : GCS 2019/06/29(2019.06.29)
- Pax Pamir Second Edition(2019.06.15)
コメント