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To The Sea : YSGA 2016/01/30

隅田川の向こうから、強力な支援を受けたGTS教団(仮名)。
昨年末のヴィルレ・ボカージュ戦に続いては、本格的な諸兵科連合シナリオに着手してみました。

IS#4, To The Sea, 1944/6/6 1700-1900, The Greatest Day: Sword, Juno, and Gold - MMP()

Tgd_is4_2016013001a

侵攻初日、英軍スウォード海岸に対する独軍第21戦車師団の反撃シナリオ。専用ハーフマップにわずか4時間(2ターン)と一見ミニゲームかと思えますが、両軍とも一個師団弱のユニットが登場。がっぷり四つに組んだ展開となりますので、見かけよりは重量級。今回は完遂まで正味4時間程度を要しました。戦車戦に終始する先日のVillers-Bocage戦に対し、本格的な諸兵科連合作戦の練習用、という位置づけのシナリオでしょうか。

勝利条件は独軍が「海岸道路の遮断」「ペガサス・ブリッジの奪還」「英軍中に孤立したColleville-sur-Orne観測所の保持」のいずれかを選択。選択した目標か、選択しなかった2個の双方を達成すれば勝利。後ろ2件は結構キツイ&ラッキーヒット次第の運のしとなりますので、本命は左翼からの海岸突破になるのではないか、という感触です。

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今回は勝利条件を誤読していたため勝敗的にはノーカウントでしたが、左翼では独軍が海岸まで1,5km(3ヘクス)に到達するも英軍コマンドに阻まれ停止。右翼ではペガサス・ブリッジまで1kmで英軍空挺部隊が独軍を撃退。中央の独軍観測所は粘りに粘りますが、ゲーム終了寸前のラッキーヒットでついに陥落しました。

Tgd_is4_2016013022a

写真は終盤、独軍観測所に対する英海軍の総力をあげた艦砲射撃のひとコマ。結果は駆逐艦による[C]ヒット1発のみ。君たちには失望したよ!

というわけで、以下は今回のGTSv2.0所感メモ。

◆軽迫撃砲(ExR 1.4.3)

軽迫撃砲というより、連合軍歩兵の火力重視ドクトリンを再現した歩兵射撃コラム。能力的には射程1の単なる小火器火力ですが、「師団アクティベーションの第1アクションで射撃可能」というわずか一言のルールが凶悪。師団チットで全歩兵中隊が隣接敵ユニットに撃ちまくってくるのは大変ウザイです(※第1アクションなのでCP不要)。

◆独立部隊の活性化(ExR 1.6.2)

迫撃砲を含むほとんどの砲兵が独立部隊(白)扱いとなり、独立部隊(白)がダイレクトコマンドで活性化できなくなった合わせ技で、ダイレクトコマンドで臨機応変に弾幕を置くことができなくなりました。

反面、フォーメーションへの独立部隊アタッチのルールにより、フォーメーションを基幹とする戦闘団の使い勝手が非常に良くなっています。v1.0ではフォーメーションチットを購入するより、師団&ダイレクト活性化でCPを消費して無理矢理部隊を運用する傾向があったため、変更の意図はおおむね納得です。

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