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Genesis & Renaissance : SoGC 2017/01/15

2017年のゲーム初めに、ソフィアゲームクラブに参加。
まずはシエラマドレ人柱会を開催してきました。

Bios:Genesis, A cardgame of the origins of life - Sierra Madre Games()

一味氏へのインストを兼ねた3人戦。
各プレイヤーともレフュジアの熟成にじっくりと時間をかけた結果、今回は生命が誕生しないまま冥王代が終了。最初の生命は始生代も半ばを過ぎたところで、ようやく地底高熱生物圏から誕生します。あまりのスロースタートぶりにどうなる事かと思われましたが、その後は各プレイヤーのバクテリアともまずまずのペースで成長。特にもっとも出遅れていたForeigner氏のバクテリアは、肉眼的生物(腕足動物)への進化直前にHGTでバイオントを追加。このダブルバイオントにより次々と器官を購入し、一気に海棲生物を駆け抜けて陸棲生物に進化するという小技を披露。N村の扁形動物はプリオンとの一進一退の攻防で海棲生物で足踏みしていたため、この快進撃には驚かされました。

Bios_genesis_2017011502a

そして最終ターンには、全生物が駆け込みで肉眼的生物への進化を達成。陸上に昆虫とカタツムリ、海中には扁形動物と海藻という、陸海双方で生態系が誕生。昆虫と海藻の二種を誕生させた一味氏が、順当に勝利をおさめました。プレイ時間はインスト込み3時間ほど。


Pax Renaissance, Banking in Europe 1460-1530 - Sierra Madre Games()

午後のRenaissanceは、もうひと方を加えてのインスト4人戦。
今回は初期配置のマーケットに香辛料諸島へのトレードシフトが配置されていたことから、これまでの東方イスラム教国の動向が争点となっていたプレイとは状況が一変。序盤からポルトガル、アラゴンを中心とした西方諸国が焦点となります。フッガー家のN村も、初手の婚姻政策でポルトガル王国を押さえ、これを足場に大西洋航路利権で荒稼ぎ。これまで達成者のなかったグローバリゼーション的勝利を狙っていたのですが、さすがに悪目立ちが過ぎてマルキオンニ家(一味氏)にポルトガルを奪われ、東方に転進します。またメディチ家(Foreigner氏)もアラゴン王国を共和国化してルネッサンス的勝利を目論むなど、新たな戦略が試されます。

Pax_renaissance_2017011502a

終盤は宗教、世俗、経済、ルネッサンスのすべての勝利フラグが試される泥仕合の末、各プレイヤーとも手詰まりに。そしてあと一ターン逃げ切れば、フッガー家が時間切れ判定勝ちというという終了寸前、改革派(一味氏)の勝利をブロックしていたカソリック(N村)のビショップが、処刑能力を持つカスティーリャ女王イザベル(イングランドと婚姻中)の影響範囲に不用意に留まっていたことが判明。サックリとカソリック坊主は処刑され、ゲーム終了間際の改革派の宗教サドンデス勝利に終わりました。
プレイ時間はインスト込み4時間ほど。

◆2017/01/16追記:ルール失念&適用ミス
E2.ビショップはプレイしたカードに限らず、ロケーションの一致する任意のタブローカード(他のプレイヤーを含む)に配置可能。
F3.帝国カードもタブローにあれば処刑可能。ただし帝国カードを標的とした場合、処刑を実施したカードも除去される。
G3.交易市を実施したプレイヤーは、航海実施前に収益から1フロリンを獲得する。
H1.香辛料諸島のトレードシフトを実施するためには、実施プレイヤーは探検威信を所有していなければならない。
L4.世俗的勝利の勝利条件は、「キング最多かつ2位を2枚(2人プレイは3枚)以上上回る」。※誤訳
L5.グローバリゼーション勝利の勝利条件は、「利権最多かつ2位を2個以上上回る」かつ「探検威信が最多」。※誤訳
L6.ルネッサンス勝利の勝利条件は、「法治威信最多かつ2位を2個以上上回る」かつ「共和政国が最多」。※誤訳


「クレムリノロジー」J.C.クリエイツ()

こちらはシエラ会終了後に、初プレイのお三方をお相手にインスト戦。

2017011502a

今回はいきなりの書記長死亡を皮切りに、半年で幹部3名死亡と医療技術の危ぶまれるソ連邦。スパイも的確に死亡情報を盗み出し、状況分析も余裕かと思われましたが、序盤の粛清からペレストロイカで復活し、さらに終盤に再度粛清されたマルコフの不可解な動きが西側分析官を翻弄。そんな中、6人中5人を的中させたプレイヤー氏の勝利となりました。

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