Liberty or Death: 秋葉原 2017/04/22
新年度初の旅団長会のお題は、COINシリーズの積み残し作品。
Liberty or Death: The American Insurrection - GMT Games(→)
英軍(王党派含む)&先住民と、愛国派(独立派)&仏軍の2対2で、アメリカ独立戦争の全期間を戦い抜くCOINシリーズ第5弾。N村自身はそれまでシリーズ買いをしていた同シリーズを、テーマ買いに切り替えた際に購入を見送っており、実は今回が初プレイ。リプリントされた今頃になって、ようやくプレイすることができました。
シリーズ作品としてはチーム戦の要素が強く、友軍派閥同士ではまず共通の勝利条件(住民支持の獲得)を満たして陣営の勝利を得たうえで、派閥勝利条件の達成度合いを競うという形式となっています。また戦闘もダイスを使用する一種のファイアパワー形式で、比較的ウォーゲーム寄りのシステムです。他のシリーズ作品と比べるとテーマもウォーゲーマーには比較的なじみがあり、意外にシリーズ入門作に向いているのかもしれません。
今回はフランス軍を担当しましたが、戦争介入までの流れや、北米大陸と西インド諸島をめぐる英仏の紛争が、海軍力でリンクする見せ方はなかなか。基本的に英軍は都市間を海上移動で縦横に移動し、内戦作戦を実施することが可能なのですが、フランス軍は西インド諸島に展開する海軍を一定の条件で都市の封鎖に投入することができ、英軍の移動や本国からの動員を妨害することができます。しかし西インド諸島自体もリソースを生み出す貴重な戦略拠点であり、この扱いにはキリキリさせられました。
最終的なプレイ結果は、最終ターンの勝利判定までもつれ込む長丁場に。終盤に一斉内陸侵攻で支持エリアを増やし、盤外の西インド諸島でフランス軍に痛打を与えた英軍(旅団長氏)が、内陸部の拠点から植民地州に襲撃を繰り返した先住民(一味氏)との同点からの判定勝利に。プレイ時間7時間弱の激戦でした。
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