The Goose Egg : SoGC 2017/09/18
敬老の日のソフィアゲームクラブにて、"The Goose Egg"リベンジ戦を兼ねたBCS勉強会に参加。
S5.6 The Goose Egg, Last Blitzkrieg - MMP(→)
FORGER氏提供(&ゲームマスター)。アルデンヌ攻勢序盤、12月18日~12月22日の5日間にわたるSt.Vith周辺の攻防を扱った1マップシナリオ。今回のN村は、第7機甲師団と第106歩兵師団を基幹とする米軍を担当。市川丈夫氏率いる独軍をお相手に、防衛戦を展開しました。
今回の米軍は、St.Vith北方を通過するSS第1戦車師団の攻撃を受け流したのち、第106歩兵師団を活性化。司令部をぎりぎりまで前進させ、最前線に取り残された2個連隊を第18国民擲弾兵師団の包囲網から脱出させることを試みます。この脱出戦闘はまずまずの成功をおさめ、突破口から流れ出した部隊が西方への逃避行を開始。最終的に米軍戦線に収容されたのは1個大隊にとどまりましたが、その後数日間にわたり独軍の後方連絡線を混乱に陥れます。
などと包囲突破に気を良くしていた米軍でしたが、独軍は続くSS第9戦車師団の連続活性化により、あっさりとSt.Vithに到達。後回しにされていたため準備防御(Prep Deffence)の指定が間に合わなかった米軍第7機甲師団を蹴散らし、St.Vith市街への突入に成功します。本シリーズでは準備防御を指定していないフォーメーションは簡単に退却してしまうため、これは独軍戦車師団のポテンシャルを侮った米軍の判断ミス。第1ターンから要衝を失った米軍に動揺が走ります。
しかし独軍後方連絡線の混乱と、お返しにSt.Vith北側からSS第9戦車師団の長い側面を牽制する第7機甲師団の延翼運動から、独軍の前進は一旦停止。続く第2ターンは戦線の整理に終始します。
そして第3ターン、満を持して活性化したSS第9戦車師団は、St.Vth西方に展開する米軍戦車部隊に対する攻撃を開始。しかし待ち構える米軍は、装備、練度の劣勢にもかかわらず、双方損害を多発。消耗戦の様相となり、なんとか独軍の突破を食い止めます。
続く第4ターン、SS第9戦車師団はSalm川への突破を目指して再度の攻撃を試みたのですが、前ターンの疲労か活性化に失敗。残る1ターンでの突破は絶望的な状況となり、最終ターンを残して今回は協議終了となりました。プレイ時間は5時間強。
独軍担当の市川氏のAARはこちら。
【Battalion Combat Series】「Last Blitzkrieg」The Goose Egg AAR(→)
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