Greenland & ASAT : GCS 2018/10/20
坂戸10月例会土曜日は、ルール確認案件の入った小品2作をプレイ。
Greenland - Sierra Madre Games(→)
第3版和訳のアップデート作業に目途がついたので、今回は第2版に最新ルールを適用しての確認プレイ。現在公開している和訳v4.0からは、F4「鉄の掟」の適用方法が、ロール後の後出しからロール前宣言に変更されているのが大きな変更点。使い勝手がかなり悪くなりますので、今回のプレイヤー一同には不評でした。
ゲームの方は、序盤に増えすぎた部族民の口減らしのためにクジラ狩りに赴いたチューレ人が、これを一発でトロフィーにしてしまうという大金星が発生。そしてこのトロフィー大量得点による逃げ切りを阻止するため、鳴かず飛ばずのノース人が一神教に改宗するという展開。
このノース人の宣教師ミサイルによるチューレ人改宗計画は、相次ぐイベント事故により中断。しかし気が付けばノース人は、ヴィンランドの資源と欧州からの交易船により、チューレ人を上回る得点に達していたことが判明。そして交易品の武器でガチガチに武装したノース人に対抗できる部族はなく、北大西洋交易路を掌握したノース人の大勝に終わりました。
ちなみにN村の担当したチューニット人は、ローリスクローリターンの人口戦略を目論んでいたものの、ノース人とチューレ人の得点急増に追従できずに失速。最後は起死回生のオルカ狩りで、部族民の大半を失って最下位に終わりました。
ASAT: Orbital Combat - Paper Forge(→)
こちらは別のプレイグループからフィードバックを頂いた、ローカルルールの不備を補っての確認プレイ。今回は4名での2-2戦で、Arrow & Corsair Bと、Itano & Su-53という組み合わせ。N村はSu-53を担当しました。
序盤は最強のArrowを片付けるべく、ItanoとSu-53が肉薄。悠然とミサイル戦を続けるItanoを盾に、Su-53がArrowの直下に侵入。射程2,000kmで放たれたスホーイのレーザーが、Arrow右舷のミサイルベイを直撃。誘爆の連鎖でコックピットを破壊してこれを仕留めます。
大物を仕留めたItano/Su-53チームは、続いて後方から追いすがるCorsairとの交戦を開始。先手を取ったのはItanoで、短距離ミサイルの一発がCorsairの胴体に命中。機体に致命傷こそありませんでしたが、散らばる破片弾頭が6基中5基のレールガンを破壊する大損害を与えます。
しかしここでCorsairも意地を見せ、レールガン最後の1発がItanoに命中。これが右舷のミサイルベイを直撃し、山盛りのミサイルが誘爆。こちらは大型機ゆえに戦闘不能には至りませんでしたが、胴体推進剤タンクの大半を喪失。武装・機関とも無事ながら、推進剤不足により地球への帰還が不可能な状態となります。
最後は残る推進剤とミサイルを振り絞ったItanoの追跡をかわし、Corsairが大気圏へ逃げ込むことに成功。満身創痍の主翼での帰還判定にも成功し、両軍撃破1機づつの引き分けで終了となりました。
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