Pax Emancipation : 猿遊会 2018/11/18
行方不明の方は以前調査中なのですが、代替品として送られてきたPax Emancipation(2号)がこの週末に無事到着。早速お披露目に猿遊会に持参したところ、主宰のたかさわ氏が興味を示されたため、一息ついたOCS班と共に人柱会を開催。
Pax Emancipation - Sierra Madre Games(→)
たかさわ氏(議会派)、KND氏(産業界)、もっちひ氏(福音派)でのインスト3人戦。当初は動かしてみるだけというつもりだったのですが、各氏の呑み込みも早くプレイ感も手軽だったため、結局協力ゲームの終了までのプレイとなりました。プレイ時間はインスト込みで3時間というところ。今回は素のコンポーネントの状態でのプレイでしたが、プレイエイドは作成済みですので実プレイ2時間は切れるのではないか、という感触です。
またプレイ自体はアイコン処理で手軽なのですが、「海事OPで日本の紫バリアーを除去」より「ペリーの外圧により鎖国政策が撤廃された」とわかった方が断然面白い。各コンポーネントのフレーバーテキスト、特に固有名詞は対訳リストを作っておくべきか、というのが目下の悩みです。
ゲームの展開の方は、序盤に北米の全奴隷を解放した状態で、南北戦争の決着に成功。東西アフリカでの革命は失敗に終わったものの、中盤以降は各派とも順調に勢力を拡大して協力ゲーム大勝利となりました。
また先のソロプレイでは、革命終了フラグを作る目的以外でイデアのグローバル化をほとんど行わなかったのですが、今回のKND氏はグローバル化に付随するバリアー除去インパクトを活用したプレイを披露。なるほど、そうやってバリアーを切り崩す手があるのかと感心しました。
ちなみにアジアでは、清帝国(とその奴隷)の体制が生き残った状態ですべてのバリアーが除去され、身分制度以外は自由化された清帝国が誕生。またお隣の日本では、徳川幕府の圧政が続いているものの、対英貿易の影響で住民の過半が商工業の自由民となった貿易立国に。そして香港と朝鮮は、完全にキリスト教国化。これは絶対20世紀にもめるよなぁ、という極東情勢となりました。大英帝国の独善の押しつけにも困ったものです。
◆ルールミスのメモ
ゲーム終了のトリガは山札の枯渇ではなく、マーケットが更新しきれない場合。
ヘイトロールの対象が選択できる場合、実施者が選択する。
ヘイトでキルされた自由民は、反体制派に送られる。
失敗した革命も再登場する。対応スフィア上の全アドミンと全反体制派は(破棄や殉死ではなく)プールへ(虐殺)。除去されていたバリアーと奴隷商もすべて復活(退行)。
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